先発の松本晴は5回1失点「このままいけば」
ソフトバンクは6日、阪神とのオープン戦(甲子園)に0-5で敗れた。先発の松本晴投手は5回1失点と好投し、開幕ローテ入りに大きく前進した。3番手のダーウィンゾン・ヘルナンデス投手は3安打2四球に2暴投と荒れ模様で、予定の1イニングを投げ切ることができず、2/3回を3失点の内容だった。
打線では野村勇内野手がマルチ安打をマーク。三塁守備でも好プレーを披露した。一方で試合後には山本恵大外野手が2軍に降格することが決まった。この日取材対応した小久保裕紀監督の主なコメントは以下の通り。
●試合前
――4か月前にはここで日本一に輝いた。
「早いね。きのう宿舎に行って思ったけど、早いなと思って」
――松本晴投手が先発する。
「マックスで5回かな。球数的にはどのくらいやろ。70球くらいかな。その予定だと思います」
――今は打順に関しては長谷川勇也コーチが決めている?
「そうです。全部長谷川コーチに任せています」
――WBC組がいない中で最善のオーダーを考えながら。
「彼ら3人(牧原大成選手、近藤健介選手、周東佑京選手)がいないので。(ジーター・)ダウンズもいないし。ダウンズは(試合の)頭から行くかどうかは別にして、ベストオーダーは直前まで決めないです。それまでは普段出させてもらえない選手たちがいっぱいいるわけですからね」
――絞り込みはこれから?
「ファームの開幕(14日)に合わせて、それは考えていますけどね。だから12日には1回……。巨人戦が終わって、そこで1段階あるかもしれないですね」
――山川穂高選手と柳田悠岐選手が関西遠征に帯同している。10日の山口・宇部での巨人戦も?
「宇部は行かないです。今宮(健太)もいかない。S組は置いていきます」
――柳町達選手の代打を試すなど、今しかできないことがある。
「たまたま昨日はあいつをスタメンから外す日だったので、じゃあいいところの代打の準備をさせようと思っていたら、いいところで回ってきたね。(野村)勇のところでいくと決めていたので。あとは勝負じゃないから。打席に立たせたいやつにはわざわざ代打は出さないので。勇の4打席目が一番チャンスだったので、たまたまいい形になりましたね」
――侍ジャパンが初戦を迎える。
「初戦が大事ですからね。形や内容は関係ないので。勝てばいいので。とにかく相手よりも1点多く取って、1点少なく抑えて。勝てばいいので」
――日本代表監督をされていた時も初戦は大事だった。
「キューバ戦でしたね。思い出したくないわ(笑)」
――リアルタイムで見る予定?
「部屋のテレビで。Netflixで付いていたので。自分でログインして」
――リバン・モイネロ投手がいるキューバも試合がある。
「全部見られるんですよね。でも時差あるでしょ? それはさすがに見られないけど、日本戦は見ますよ。明日は野手コーチとの会食なので。タブレット持ち込みで。焼き肉屋の個室で見ながらしゃべりますかね」
――侍ジャパンの試合はどういう気持ちで見る?
「そりゃファンですよ。一ファンとして。昨日も徐(若熙)が投げているときに見ていましたけど。やっぱり自分のチームの選手が出ていたらドキドキしますよね」
野村の三塁守備を絶賛「12球団でもトップクラス」
●試合後
――松本晴投手は5回1失点。本人は「感覚的にはイマイチ」と話していた。
「イマイチなの、あれ。全然良かったと思いましたけどね。あれでイマイチなら期待できますね」
――開幕ローテーションも見えてくる投球だった。
「まあ今の状態であればそうですね」
――ここから球数も伸ばしていく?
「100球くらいいくんじゃないですか。開幕しても120(球)とかはいかないので。最初の3登板くらいは100球くらいで収めると思うんですけどね。100球以内かな。」
――ヘルナンデス投手は若干イライラしているようにも見えた。
「ストライク、ボールははっきりしていたけど、あそこ(7回1死一、二塁での中川選手の中前打)はゲッツーですもんね。あれで終わっていたら全然違うじゃないですか、やっぱり。『ゲッツーや』と思った打球が抜けていって。まあまあ、ああいう投球にはなりましたけど。ワンプレーの大事さじゃないですか」
――野村選手が2安打。打席の内容は?
「全部いいと思いますよ。去年から継続しながらね。しっかりと低めの見極めをしながら」
――髙橋隆慶選手にはファーストのオプションもある。
「全然あります、もちろん」
――野村選手はサードも。
「まあサードは栗(栗原陵矢)がいますけどね。サードの守備はね。最後の守備固めにもっていく展開になれば、そのオプションもあるでしょうしね。サードの守備はたぶん12球団トップクラスだと思います、あの反応は」
「あと、山本(恵大)は2軍にいきます。実戦に入ってからは彼らしい姿が見られていないということで。コーチ陣と意見が一致して、いったん2軍でやってもらいます」
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)