――杉山投手がメジャー挑戦を志望していることについて。
「はい。そういう気持ちを持つのは、今の時代自然なことだと思います」
――球団としてポスティングを認めていないが、今後の方針は。
「そうですね。今のところは変わっておりません」
――杉山投手も色々な方法を考えていると言っていたが。
「彼が『色々な方法を』と言っているところの内容をちゃんと把握しておりませんので。コメントは差し控えたいと思います」
――セーブ王のタイトルも獲得。最大級の評価をした。
「そうですね。本当にリリーフ陣みんなが頑張ってくれた中で、クローザーという位置で頑張ってくれたという風に思いますし。中継ぎの7、8、9(回)の中で、やっぱり9(回)は特別でちょっと難しいって言う選手もいる中で、彼は本当に投げるのが楽しいという風に言っているのは本当に心強いなと思いましたし。実際、結果も出してくれたので、本当に素晴らしいなと思いました」
――緒方選手は代走からの出場で36試合で25得点。その評価は。
「査定担当はワンプレー、ワンプレー、いいプレーの内容を評価してますので。そういう意味では、代走に出て、局面の重要性みたいな話も加味して評価をしてますので。彼は本当にいわゆる痺れる場面で、しっかり出てきて、彼が期待されている仕事をしっかり準備をしてやったと。1回だけ(2軍に)落ちましたけど、出場で言うと101試合。本当に1年間、しっかり準備をして、こなしてくれたというようなところは高く評価できると思います」
――谷川原選手は後半は外野を守った。想定外のポジションという面での評価は。
「全部が全部そうではないですけどね。その結果、貢献をしてくれたということがあれば、考慮しなきゃいけないなという風に思います。谷川原君の場合も、キャッチャー中心でというところで、近藤(健介)君も含めて怪我が多くてという中で、谷川原君というチョイスを新たに作ったっていうところは、チームの力になったと。そこは評価をしています」
―――津森投手は入団から230試合以上を投げていることを評価されたと言っていた。
「過去の積み重ねも評価していますので。そういう意味では入っていると思います」
――現状の所属選手がメジャー挑戦するのは、海外FAという選択肢のみか。
「今ポスティングを選択するということをしていないということは、イコールそういうことだと思います」