激動だった中村晃の1年間 表情に見る苦悩と喜び…40枚の写真で振り返る“素顔”

4月17日の楽天戦で1号3ランを放った中村晃【写真:荒川祐史】
4月17日の楽天戦で1号3ランを放った中村晃【写真:荒川祐史】

■8月26日の楽天戦でプロ通算1500安打「僕らしいなと」

 鷹フルでは、1年間撮りためた秘蔵写真コレクションで2025年を振り返る企画をスタート! 今回は、中村晃外野手の登場です。満面の笑みで交わした牧原大成内野手とのハイタッチ。8月には通算1500安打を達成し、記念プレートを高々と掲げました。試合中に見せた熱いガッツポーズから、練習中の可愛い笑顔まで。40枚を使いながら、背番号7の素顔を紐解いていきます。


審判との激突…中村晃が打ち明ける本音 “野球人”としての敬意「だからこそ感動が」

審判との激突…中村晃が打ち明ける本音 “野球人”としての敬意「だからこそ感動が」

 審判に対して語った野球人としてのリスペクト――。中村晃外野手は日本ハムとのクライマックス・シリーズ第4戦で、一塁塁審と激突。途中交代を余儀なくされ、これが今季最後のプレーとなった。日本シリーズ出場も叶わなくなったショッキングなシーンだったが、背番号7が口にしたのは常日頃から抱いている感謝の気持ち。打ち明けた本音、そして野球が生む「感動」に迫った。

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中村晃が語る努力…自らを作り上げた“3つの要素” プロ野球は「友達作りじゃない」

中村晃が語る努力…自らを作り上げた“3つの要素” プロ野球は「友達作りじゃない」

 8月26日の楽天戦、中村晃外野手がプロ通算1500安打を達成した。3号ソロでの達成には「僕らしくない」と照れ笑い。2011年に記録した初安打から、プロ18年目で節目の数字に到達した。寡黙な努力家として知られ、圧倒的な練習量で自分のポジションを掴み取った若手時代。「プロ野球は、友達作りじゃない」。中村晃という男が語った“努力”とは――。

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プロの世界「価値を下げるのも自分」 中村晃の“本音”…ヒットを打つのは「甘くない」

プロの世界「価値を下げるのも自分」 中村晃の“本音”…ヒットを打つのは「甘くない」

 中村晃外野手は、なぜどんな時も全力疾走を怠らないのか。厳しいプロ野球の世界で「価値を下げてしまうのも自分ですから」。凡打する姿にこそ、その“本質”が現れていた。唯一無二のプロ意識を築き上げたのは、雁の巣球場の若手時代。プロ18年目になった今も、ヒットを打つのは「甘くない」と本音を明かした。中村が抱く、ホークスへの愛と感謝。

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中村晃が初めて語る…「グラブを置いていい」の舞台裏 証明した存在価値、喜んだ“褒め言葉”

中村晃が初めて語る…「グラブを置いていい」の舞台裏 証明した存在価値、喜んだ“褒め言葉”

「グラブを置いていい」。中村晃外野手の2025年は、小久保裕紀監督の代打専念を告げる言葉から始まった。2月の春季キャンプ中、監督室での出来事。抱いていた気持ちを赤裸々に打ち明けた。代打に、全てをかけてみたい――。「2人で話して決めたんです」。小久保裕紀と中村晃、2人の男に共通する思いとは。

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【写真:荒川祐史、古川剛伊、小林靖、加治屋友輝、栗木一考、竹村岳】

(鷹フル編集部)