近藤への代打は「腰の張りが強かった」 柳町の決勝打が「勝因」…小久保監督コメント

オリックスに逆転勝ちで優勝M12
ソフトバンクは14日、京セラドームでのオリックス戦に4-3で競り勝った。先発の有原航平投手は3回に3点を失うも、その後は立ち直って7回3失点の好投で今季12勝目をマーク。打線は6回に野村勇内野手、海野隆司捕手、笹川吉康外野手、柳町達外野手に適時打が飛び出し、一挙4得点で逆転に成功。連投となった松本裕樹投手、杉山一樹投手が無失点リレーでつないだ。
オリックス相手に連勝を飾り、優勝マジックは12となった。試合後に取材対応した小久保裕紀監督の主なコメントは以下の通り。
――苦しい試合を取った。
「楽な試合なんてないですよ、この時期は」
――6回は見事な集中打だった。
「あの回だけでしたけどね。海野は二遊間が下がっていた中で、昨日の(山岡との)対戦の反省を生かして初球を打ってくれましたね。笹川もファームで対戦しているでしょうから」
――柳町選手が決勝打。
「できれば勝ち越しで終盤につなぎたかったところでのタイムリーだったので。同点だと向こうが後攻めだったので。一気に勝ち越せたことがきょうの勝因でしょう」
――有原投手は4回以降立ち直った。
「あの回(3回)だけでしょう。そのあとはずっと3者凡退で向こうに流れを渡さなかったことが、6回の逆転につながったかなと思います」
――球数的にはまだ余裕もあったが。
「この時期は球数は関係ないので」
――4回の先頭打者を牧原大成選手のファインプレーでアウトにしたのも大きかった。
「普通にヒットだったら、あの後ズルズルといった可能性もあったので」
――守り勝ちした試合。
「最終回も(野村)勇のショートゴロは深いところからのノーバンで投げられるんですから。まあ明日も頑張りましょう」
――近藤健介選手に代打を送った。
「腰の張りが強いので。明日は様子を見るかもしれないです。明日(状態を)見てからですね」
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)