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――大関投手が「大学時代の力強い投球をもう一度みたい」と話していた。
「確かにもうめちゃくちゃイケイケに投げとったすね(笑)。でもプロに来たら、それだけじゃダメで、通用しない。でも逆にそのぐらい行った方がいいのかもしれないですね。その言葉を参考にしながらシーズンを過ごしたいと思います」
――大関投手は「色んな人を受け入れて、後輩の面倒見も良く、先輩にも好かれている」と尊敬もしていた。
「自分だったら何でも話しやすいと思ってくれているんでしょうね。本当に上の人でも下の子でも。投手会するってなれば、自分が色々決めたりとかしていたので。年齢的にも中堅ぐらいだし、1年目から上の人とも一緒にやらせてもらっていたから。ちょうど色々言いやすい立場におるから。基本、誰とでも喋るので」
――大関投手はどんな存在?
「本当に自分が思っていること、やること全てに筋を通してる。曲げないですね。芯ががある」
――大津投手について。
「特にこれってものはないんですけど。完璧主義者なので」
――どういった部分が?
「なんでもです。ゲームにしてもそうですし。野球にしてもそうだし。負けず嫌いなとこもあるし。ゲームやりますね。うまいですよ」
――どんなゲームをする?
「大乱闘(スマッシュブラザーズ)。スイッチのゲームもしますし。スポーツゴルフとかですね」
――大津投手にメッセージ。
「本当に完璧主義なので。それは良いんですけど、そこに捉われすぎたらやっぱり自分が窮屈になるかなっていう時もあるんで。なんか上手く言葉にできないな……。ちょっとだけ妥協しても良いんじゃないかみたいな。でもしないんですよね。負けず嫌いなので。自分がそこまで完璧主義じゃないので。もう少し、完璧のハードルを下げてもいいんじゃないかなって思っています」
――2人はタイプが違う?
「そうですね。あいつはゴールを見ているんですよ。でも、ゴールの前にクリアしていくものがあるじゃないですか? その1個1個を潰した先にゴールがあるっていう考えぐらいの方がいいと思いますけどね。例えば、アウトコースは絶対にここに投げるみたいな」
――大津投手にメッセージ。
「後輩と先輩の関係なんですけど、それを感じないくらい攻めてくる(笑)。ほんま、後輩って感じがなくて。たまに『ちゃうやろ』みたいな時があるんすけど(笑)。それはそれでいいと思う」
――2人でどんな1年にしたいですか?
「野球ではお互いに一番良い成績を。後悔がないシーズンで終わるのが一番ですね。毎年お互い何かありますもんね。完璧主義ではないですけど、失敗もあるとは思いますし。その失敗を少なくして本当にいいシーズンを過ごせたらいいなと思います」