ソフトバンクの前田悠伍投手が、高知で行われていたカブス・今永昇太投手との自主トレを打ち上げた。ファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」にも姿を見せるなど、福岡に帰ってきた。鷹フルの単独取材に明かしたのは、自らの「近況」。他球団の先輩左腕に触発されて、Amazonで購入したもの。そして同期入団の右腕に、いきなり電話をかけた理由とは?
「(自主トレに参加していた)カープの森翔平さんはノルディック(ポール)っていうんですかね? 棒を使って歩かれていたんです。『なんでそれ使ってるんですか?』って聞いたら『歩く時に肩甲骨が下がって、正しいポジションで歩けるから』っておっしゃっていたので、すぐにAmazonで買いました。散歩する時も毎日使っていました。筑後でも、朝どこかで散歩はしたいんですけどね」
――高校時代は、何時起きの生活だった?
「朝は6時半でしたね」
――慣れてはいるんですね。
「体は覚えていたかなっていう。最初の1日、2日は早いなって思いましたけど。アラームもかけていたんですけど、2分前に目が覚めるというか、そういう流れはできていたので。苦ではなかったですね」
――年末年始はいかがでしたか?
「ゆっくり過ごせました。でも、野球はしっかりとしていたので。ランニングの強度も落とさないようにしていましたし、まだ(プロとして)1年しかたっていないですけど、オフも休めないなって思いました」
――あっという間に2月が来そう、という感覚ですか?
「めちゃくちゃ早かったですね」
――年が明けて、チームメートはまだ誰とも会っていない?
「うわ、誰も会っていないですね。(LINE上の)挨拶くらいです。廣瀬(隆太)さんとか、筑後の寮にいると思うので、今から突撃しに行こうかなと思います」
――寂しさはありませんでしたか?
「それは全然なかったです。今から会うのは楽しみですけど、寂しさはないです」
――暇な時に電話をしたりは?
「1回、大山(凌)さんに電話しました。飛行機も(自主トレ関係の方に)予約をしてもらっていたんですけど、アプリを使いたかったので『どうやってやるん?』って話をしたくらいです」
――自主トレ期間中って、意外と時間があるイメージなんですけど、そんなに絡みはなかったんですね。
「ほとんどなかったです」
――気にはかけていた?
「どこでやっているとか、どういう練習しているかなとは思いましたけど、周りを気にしているほど余裕はないというか。まだレギュラーでもないですし、アピールしないといけない立場なので。自分が上に行く意識でやっていました」