FA権行使の甲斐拓也が明かした他球団との交渉 「しっかり評価してもらえた」決断まで熟考へ

ゴルフ中のソフトバンク・甲斐拓也【写真:冨田成美】
ゴルフ中のソフトバンク・甲斐拓也【写真:冨田成美】

期限は設けない考え「なるべく早く決められればいいけど…」

 国内FA権を行使したソフトバンクの甲斐拓也捕手が19日、現状について口を開いた。同日は福岡県飯塚市で球団納会ゴルフに参加。取材に対応した甲斐は他球団との交渉があったことを明かし、後悔のない決断のため熟考する構えを示した。主な一問一答は以下の通り。

——FAに関して何か動きは?
「今は本当に、しっかり色々と考えているっていう段階ですかね。権利を行使した日にも言いましたけど、これに関してはやっぱり大きな決断になると思うので。野球人生の中でもそうですし、すごく大きな決断になるのは間違いないので。決断する中で、本当に悔いがないようにしたいので。後悔しないように、色々と考えて話を聞いてっていう感じですかね」

——自身の中でタイムリミットは設けているのか。
「特にそういったところを決めているわけではないんですけど。なるべく早いうちに、早い段階で決められればいいんですけど。さっきも言ったように、何より後悔がないように、これからの野球人生で大事な時期だと思っているので。そこは僕1人じゃなく、しっかり家族とも相談しながら、あとはいろんな話を聞きながらというふうになるので。そういった話をしっかり聞きたいなと思います。本当にこれから、そういったところが深くなっていくのかなと思います。

——交渉は代理人を通して、他の球団と接触している?
「はい、そうですね。まあそこは、代理人を通してというところもそうですし、もしあれであれば、自分もしっかり話を聞きたいなと思っているので」

——実際に代理人を通しての話ではいい感触もあったのか。
「そうですね。本当にいい条件というか、今までやってきたことをしっかり評価してくれていると思っているので。そこはもう一緒なので」

——報道に出ているチームとの交渉?
「そうですね。そこはまたね、何回も言いますけど、やっぱり後悔のないようにしっかり選択をしたいので。そういった意味で言えば、そこは僕も代理人に全てを任せるんじゃなく、しっかり話を聞いて、今後の野球人生を決めていきたいなとも思います」

——最終的には自分がどれだけ必要とされるかいうのが基準になる?
「そうですね。はい」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)