オスナは「3軍戦の結果次第」 倉野コーチが10日登板を明言…即1軍復帰の可能性に言及

ソフトバンクのロベルト・オスナ(左)と倉野信次投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)【写真:荒川祐史】
ソフトバンクのロベルト・オスナ(左)と倉野信次投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)【写真:荒川祐史】

8日にブルペン入り…倉野コーチ「もう腕も振れている」

ソフトバンクのロベルト・オスナ投手が、10日の3軍戦で実戦復帰することが決まった。四国IL・徳島戦(タマスタ筑後)で20球をめどに調整登板する予定だ。8日に行われた西武戦(みずほPayPayドーム)の試合前練習に参加した右腕は、ランニングとキャッチボールを行うと、その後ブルペン入りして感覚を確かめた。試合後に取材対応した倉野信次投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)は、オスナの今後の起用方針について説明した。一問一答は以下の通り。

――オスナ投手の今後のプランは?
「火曜日に3軍戦で投げる予定ではあります」

――ブルペンで見た印象は?
「もう腕も振れているし、バランスも良かったし、あとは細かいところの制球であったりとか。当然2か月近くバッターとの対戦が離れているし、細かい感覚は詰めないといけないので、その辺の話はしました。火曜日の試合で、バッター相手に投げようということで(登板を)設定しました」

――オスナ投手は11キロ痩せたみたいだが、キレを感じる部分は?
「前の体重だからキレが悪かったとも思わないし、それは本人が感じることなので。僕らは実際、球を見て判断します」

――3軍戦では1イニングの予定?
「いえ、球数になると思います」

――目安として何球?
「その日にならないとわからないですけど、20球くらいは投げるんじゃないかなと思いますけど」

――3軍での1試合だけで、1軍に合流する可能性は?
「まだわからないですね。どこまでの感覚で投げられるか、1軍で投げていた100のパフォーマンスでは絶対にないですよね。シチュエーションが違うし、場所も違うし、ある程度の感覚をどれだけ掴めるかっていうところですね。そこを見てから、じゃあ次の試合どうしようか。それが1軍の試合になるのか、2軍の試合になるのか。それは今度の試合が終わってからお話しします」

――1試合だけの登板でも合流する可能性はあり得るということ?
「そこまでは言えないですね。イエスかもしれないし、ノーかもしれない。とにかく投げてみないとわからないですね」

(飯田航平 / Kohei Iida)