東浜巨は「今のところ力は入る」「肉じゃなかったら危なかった」 小久保監督のコメント全文

ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:竹村岳】
ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:竹村岳】

石川柊太については「決め球の真っ直ぐを打たれたので仕方ないです」

 ソフトバンクは6日の中日戦(バンテリンドーム)で0-3で敗戦した。先発の東浜巨投手が3回無失点。3回2死に福永の強烈なライナーが右腰付近に直撃した。続投してピンチはしのいだものの、4回からは石川柊太投手にスイッチした。打線は中日投手陣の前に7安打を放ったものの、無得点。連勝は「5」で止まった。試合後、小久保裕紀監督が取材に応じた。コメントの全文は以下の通り。

――東浜投手にアクシデントがあった。
「でも、骨じゃなかったみたいで、あの打球なんで多分肉じゃなかったら危なかったですよ。本当ドキドキして、緊急登板で、石川行かせて、もともと(中継ぎを)8枚しか入れてなくて、戦い的には苦しかったですけどね」

――1回、治療に戻った後も続投した。
「万が一、そのまま投げて悪くなると、来週も6連戦なんで、それを考えたら投げさせて悪くなるよりは、っていうので僕が決めたんで。今のところ、力は入るみたいなんで良かったです」

――石川投手は間隔も空いていてハードな登板だった。
「しょうがないです、それは。持ち球の高めの真っすぐを打たれたので。それはもうしょうがないです」

――6回のピンチでは、二塁の廣瀬選手は守備で魅せた。
「あのプレー良かったですね。いいピッチャーが来たらそう連打は続かないんで、あんな守備を見せてくれたら、なかなか今日は打つ方はアレでしたけど、素晴らしい送球でしたね、タッチプレーのところ」

――5回無死二塁で走者を進められなかった。
「うん、進めようと思っていないので。3人で1点取ってこいって。9番にピッチャーに入って、代打を出せないんで。あの時は無理くり、ツーストライク後にセカンドゴロを打ちに行かなくていいっていうふうに指導というか、そういう話をしているんで。(指示が)出ていないときは、自分のバッティングってことは、柳町はあっち(左翼方向)にファウルを打ちながら、あっち(左翼方向)の方にヒットを打ちにいく。彼は何も悪くないです」

――珍しく長谷川投手が失点した。
「今日が初めてじゃないですか、先頭のフォアボール。今まで点取られてなかったでしょ? そんな日もありますよ、長いシーズン」

――7回の守備から仲田選手を9番に入れた。8回の先頭に当たる打順だったが。
「一応、1点差だったんで、もしあそこ(7回に)で長谷川を入れないとあかんかったら、イニング跨ぎをさせないとビハインドの投手の枚数が足らなかったんで。それも考えても、セ・リーグならではで、そういうふうにしました」

――交流戦の首位から陥落。
「いいよ、そんなん。まだまだ」

――近藤選手は2安打と奮闘。
「もちろん。素晴らしいです」

――中日3連戦はいい投手相手に勝ち越したのは大きい。
「もちろん、そんなお互いプロでやってて、そんな全部が全部3連勝できるわけないんですよ。明日からまた新たな3連戦なんで」

(竹村岳 / Gaku Takemura)