ベンチが明かす“リクエストの基準”…甲斐キャノンを呼んだ三森の隠れたファインプレー

  • 記者:長濱幸治
    2024.05.08
  • 1軍
ソフトバンク・本多雄一内野守備走塁兼作戦コーチ(左)と談笑する三森大貴【写真:長濱幸治】
ソフトバンク・本多雄一内野守備走塁兼作戦コーチ(左)と談笑する三森大貴【写真:長濱幸治】

サヨナラ勝ちの裏に“隠れたビックプレー”…ベンチと選手の意思疎通が実った

 ソフトバンクは7日、日本ハム戦(みずほPayPayドーム福岡)に2-1で勝利した。延長12回無死満塁の場面、代打で登場した周東佑京外野手のサヨナラ犠飛で決着。大事な首位決戦をものにした。

 緊迫した試合展開の中で、試合の流れを左右するような出来事があった。8回表の2死一塁の場面。四球で出塁した日本ハム・野村佑希内野手の代走として送られたのは、五十幡亮汰外野手だった。俊足が売りの五十幡は初球から盗塁を仕掛けるも、ソフトバンク・甲斐拓也捕手がこれを阻止。一度はセーフと判定されたが、ホークスベンチが「リクエスト」を要求し、判定が覆ることとなった。

 試合が終盤だったこともあり、勝敗に直結しかねないワンプレー。塁審の判定通り、ベンチもセーフだと見えたのか、すぐにはリプレー検証を要求せずにいた。会心のリクエストが行われるまでに、選手とベンチとの間にはどのようなやり取りがあったのか? そこにはホークスの細やかなルールがあった――。

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)