切り替えは「バスで10分」 前日の悪夢すぐ雪辱…津森宥紀が伝承する“中継ぎの極意”

  • 記者:福谷佑介
    2024.05.06
  • 1軍
ソフトバンク・津森宥紀【写真:小池義弘】
ソフトバンク・津森宥紀【写真:小池義弘】

前日サヨナラ負けを喫した津森は9回を締めて西武打線にリベンジ

 雪辱の機会はすぐにやってきた。5日に敵地ベルーナドームで行われた西武戦。4点リードで迎えた9回に、小久保裕紀監督がマウンドに送り出したのは、前日サヨナラ負けを喫していた津森宥紀投手だった。「やられた次の日に津森いっておけ」。指揮官の“粋な計らい”に津森は結果で応えた。

 先頭の佐藤龍を遊ゴロに打ち取ると、次に迎えたのは、前日にサヨナラ打を浴びた外崎だった。見逃し、ボール、ファウルで追い込み「ガチで三振を狙いにいきました」。前夜の悔しさもあって、自然と力が入った。ファウル、ファウル、ボールのあとの7球目、152キロの真っすぐを中前に弾き返されてリベンジならず。それでも渡部、古賀を連続三振に仕留めて試合を締めくくった。

「とりあえず0点に抑えられたので良かったです。すぐに投げさせてもらえて、個人的にもここからまたスタートできそう、というのはあります」。前夜の屈辱を晴らすべく、登板機会を用意してくれた小久保監督ら首脳陣に感謝した津森。1イニングを無失点に抑えて、チームの連敗脱出に貢献した。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)