レーダー見ながら降雨コールド勝ち「7イニングしかないと」 小久保監督のコメント全文

ロッテ戦を指揮したソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:荒川祐史】
ロッテ戦を指揮したソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:荒川祐史】

周東の代役として出場の川村が初の3安打「いい働きでしたね」

 ソフトバンクは24日、敵地・ZOZOマリンスタジアムでのロッテ戦に10-1で降雨コールド勝ちした。3回に山川穂高内野手の犠飛で先制すると、4回には今宮健太内野手、山川の適時打、5回には牧原大成内野手、川村友斗外野手、柳田悠岐外野手の適時打で4点ずつを奪った。投げては大関友久投手が5回まで5安打1失点の好投で2勝目を挙げた。試合後の小久保裕紀監督のコメント全文は以下の通り。

――天候もあって初回からバントを仕掛けた。
「(雨雲の)レーダーを見ながら、今日は7イニングしかないと思っていたので、7イニングなりの戦い方をしました」

――先制点がより大事になる、と。
「今日はそうだね。8時ぐらいから(天候が)悪くなるっていうのはわかっていたんで」

――内野ゴロの間での得点もあった。
「そうね、途中なんかいろいろありすぎて、あまり覚えてません。すいません、覚えてないです。川村が打ったな、というぐらいです」

――川村選手は3安打。
「点が入った場面も先頭バッターでセンター前からの、そこからの繋ぎだったんで、いい働きでしたね」

――周東選手が不在の中でアピール。
「彼もまた緒方もね、球場来るのにドキドキしてるんじゃないですか。スタメンかもしれないということでね」

――川村選手はベンチのペットボトルを片付けている。
「なんかずっとやっていますよ」

――大関投手は状況が悪い中でもよく投げた。
「こんな展開になって、やっぱり最低、5回成立はさせたいという中で、気持ちも急くところもあると思うんですけどね。しっかり1点に抑えてくれたんで、攻撃陣もちょっと早めに仕掛けなさいという指示はしていたんでね。成立最優先で、今日は」

――先制犠飛の場面で二塁走者、一塁走者も進塁。
「そうですね、走塁はね、ホークスの武器で、4軍までの手本にならないといけないんで。今のところそういうところをしっかりやってくれていると思いますね」

――相手の先発が左の時はここまでよくなかった。
「いや、そんないらない情報は今、初めて知ったんで、どちらでもいいです」

――栗原選手と牧原大選手も上がってきた。
「牧原は1回スタメン外れる日はありましたけど、そのあたりぐらいからバッティングコーチともしっかり話をしながら『どういうプレーヤーを目指すのか』っていうので、今、表現できてると思うんですね」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)