「妻も泣いていた」…大津亮介が“父親になった日” 先発初勝利が万感である理由

  • 記者:竹村岳
    2024.04.04
  • 1軍
ヒーローインタビューに上がったソフトバンク・大津亮介【写真:荒川祐史】
ヒーローインタビューに上がったソフトバンク・大津亮介【写真:荒川祐史】

ロッテ戦で6回1失点…先発としてはプロ初勝利で「中継ぎの負担を極力減らしたい」

 この瞬間を望んできた。決意が新たになったのは「父親になった日」だ。ソフトバンクは4日、ロッテ戦(PayPayドーム)でプロ初先発となった大津亮介投手が6回1失点の好投で、先発としてはプロ初勝利を挙げた。「ようやくスタートしたな、と思っています。最高な気持ちでマウンドに上がりました」と、お立ち台でマイクを握る。妻の支えと、愛息の誕生がこの1勝にまで導いてくれた。

 初回、2つのアウトを奪ったものの藤岡に右翼席へのソロアーチを浴びる。2回も2人の走者を背負ったが、最後は愛斗を空振り三振に仕留めた。6回2死一塁、上田を左飛に仕留めて力強く拳を握った。3日は延長12回を戦い6人の投手を起用していただけに「いろんな投手が投げられていたので、極力負担は減らしたいと思っていました。去年中継ぎだったので、中継ぎのキツさもわかっている」。中継ぎ陣の負担も減らすために、闘志を燃やして上がったマウンド。満点の結果で応えてみせた。

 ルーキーイヤーだった昨年は、46試合に登板して2勝0敗、防御率2.43。オフとなり小久保裕紀監督から直接、今季の先発転向を伝えられた。入団当初から抱いていた先発起用の希望は、新しい指揮官によって叶えられることになった。昨年12月の契約更改の場では、一般女性と入籍していたことを公表。決意が新たになったのは「父親になった日」の出来事だ。

延長10回に同点3ランを許した津森宥紀【写真:荒川祐史】
延長10回に同点3ランを許した津森宥紀【写真:荒川祐史】
ヒーローインタビューに上がった3人【写真:荒川祐史】
ヒーローインタビューに上がった3人【写真:荒川祐史】

(竹村岳 / Gaku Takemura)