1人で犬カフェの“強者”、正木智也が実感した「幸せ」 若鷹たちは休日に何してた?

ソフトバンク・リチャード、正木智也、吉田賢吾(左から)【写真:小林靖、福谷佑介、荒川祐史】
ソフトバンク・リチャード、正木智也、吉田賢吾(左から)【写真:小林靖、福谷佑介、荒川祐史】

吉田は“西尾愛”が止まらず「ガチ大好き。マジで会いたい」

 ソフトバンクは2月28日にA組が、同29日にはB組と筑後のC組がキャンプを打ち上げた。1か月に及ぶキャンプの日々を終えると、選手たちは福岡へ戻り、束の間のオフ。キャンプを終えて迎えた最初の休日を選手たちはどのように過ごしたのか? 本格的に実戦の日々が始まる前にどのようにリフレッシュしたのか? 正木智也外野手、リチャード内野手、吉田賢吾捕手にリサーチしてみると、そこには“三者三様”の過ごし方がありました。

○正木智也外野手
――1日のオフはどう過ごした?
「昨日は髪を切って、家でずっとゴロゴロしていました」

――ゴロゴロするのが好き?
「家でゴロゴロするのが1番好きで、キャンプ中はなかなかそれもできなかったので、目覚ましをかけないで寝たことが1番幸せでした(笑)」

――キャンプ中はゴロゴロできなかった。
「キャンプ中は色々と予定があったりして、早く起きないといけないこともありました。寝られる日もあったんですけど、ゴルフだったりでなかなか寝られる日を作れなかったので、『このオフぐらいは寝てやろう』と思って」

――リフレッシュできましたか?
「幸せでした(笑)それから髪を切りに行きました」

○リチャード内野手
――休みの日は何を?
「石川さんの家でご飯を食べました」

――なぜ石川投手と?
「普段から仲良くさせてもらっているので。『一緒にご飯食べる?』ってなって『何食べたい?』って聞かれて、僕はステーキを食べたかったので、『ステーキ』と言って石川さんの家に行ったら、ステーキ、刺身、たこ焼きがあって、たこ焼きパーティーでした」

――たこ焼きは誰が担当でしたか?
「みんなでくるくる、くるくるしながらでした」

――何の集まりだったんですか?
「キャンプお疲れさま会? シーズン頑張ろうぜ会? 『リチャード!打てよ会』? ですかね。『石川さん、抑えてください会』と『リチャード打てよ会』です」

――話の内容は?
「雑談から野球まで、いろんな話をしました。全然面白い話はないですよ。僕がなんでB組のままキャンプを終わったか、のテーマはありましたね」

――なぜB組のまま終わった?
「ホームランじゃないですか? そこで目立つしかない。ヒットばかりじゃパッとしない。パッとしたホームランがなかったので、そこじゃないかなと思います。『頑張って』って言われました」

――たこ焼きは何個くらい食べた?
「15個くらいですね。そんなに食べていないですよ。ステーキを食べていたので、僕は」

――定期的に開催される会なんですか?
「『開きましょう』って僕が言ったんですけど、やってくれるかは石川さん次第です」

――野手にとって“タコ”は縁起が悪い、とかあるんですか?
「タコを食べたのに、今日はヒットを打ったので、そんな縁起はなさそうですね。15個食べたから、15タコするはずだったんですけどね(笑)」

○吉田賢吾捕手
――休みの日は何をしていましたか。
「犬カフェに行ってきました」

――なぜ1人で犬カフェへ?
「めっちゃ疲れているなって感じたので、どこかに行って、はっちゃけるというよりか、ちょっとゆったりしたいなって。初めて犬カフェに行きました」

――癒されましたか?
「最高です。エグい。あれはまた行きます」

吉田が訪ねた犬カフェの様子【写真:本人提供】
吉田が訪ねた犬カフェの様子【写真:本人提供】

――キャンプ明けの休みに行くほど癒しを求めていた?
「そうですね。普段だったら西尾と釣りに行ったりするんですけど、西尾も(3軍の鹿児島遠征で)いなかったので、することないなってことで犬カフェに行きました」

――行ってよかったですか?
「最高です。エグいです。マジで行ってください。行かなきゃ分からないです」

――自分が飼っている犬とは違う?
「それは違います。それは自分の犬がいいですよ! でも現実的に無理なので……。『犬っていいな』ってやっぱり飼い始めてから思ったので。元々好きでしたけど、こんな可愛いんだって思うぐらい自分の犬が可愛かったので。ちょっと行こうかなと思って行きました」

――犬カフェで満足できた?
「できるんですけど、自分の犬とはまた別ですね」

――犬カフェで何をした?
「餌をあげてもよくて、餌をあげたらめっちゃ寄ってきてくれるんです。餌はあげなくてもいいんですけど、餌代を払ってあげました。基本は飲み物とかも自分で取ったりして、自由なんですけど、ひたすら犬と絡むみたいな。おもちゃとかもあるので、取って遊んであげたり」

――犬カフェはどんな人がいた?
「女の人が多いですね。はい、僕、行きましたね。最高(笑)」

――どのくらい滞在した?
「気がついたら1時間いました。料金が10分いくらという感じで、どんどん加算されていくんですけど、時間は気にしていなかったです。餌を最初にあげて、あとは寄ってくる犬を触ってるだけなんですけど、それで1時間いました」

――いろんな犬がいる?
「めっちゃいます。向こうから寄ってくる犬は可愛いですね。めっちゃくちゃヤンチャなやつがいたんで『あいつ気になるな』と思って、ちょっと捕まえに行きました。そういう犬も可愛いですけど、寄ってくる方がいいです。でも、持ち上げ禁止なんですよ。抱っこしちゃいけない。座った状態で乗ってくる分はいいですけど、落下しちゃう恐れがあるから」

――吉田選手にはたくさん犬が来てくれた?
「それは餌をあげたから。やっぱり餌のある人のところに行きますね。(餌を)もらえるので集まってきていました」

――吉田選手にとって犬とは。
「西尾の次に可愛い存在。ガチ大好き西尾。マジ会いたい(笑)生活が変わります、あいつがいないと落ち着かないです」

(飯田航平 / Kohei Iida)