19年間で73万本超…知ってほしい現状 43歳になった和田毅が続ける社会貢献活動

  • 記者:福谷佑介
    2024.02.23
  • 1軍
感謝状を贈呈されたソフトバンク・和田毅(左)【写真:福谷佑介】
感謝状を贈呈されたソフトバンク・和田毅(左)【写真:福谷佑介】

4月2日の本拠地開幕戦のマウンドを託され「ホーム最初の白星を監督に」

 社会貢献の輪を広げるために今年も左腕を振り続ける。ソフトバンクの和田毅投手は2005年から認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(JCV)を通じて、投球数に応じてワクチンを寄贈する活動を続けている。昨季は1640球を投げ、3万5120本のワクチンを寄付。活動を始めてからの寄付は累計73万5120本にもなり、43歳の誕生日翌日となった22日には、同団体から感謝状を贈呈された。

 早大から2003年にホークスに入団し、プロ3年目から始めたこの活動も今年で20年目になる。「一気に送ることはできないですけど、コツコツ送ってきたことで70万本を超える数になった。そして、まだ現役として送ることができているので、本当に続けてよかったなと思います。それと同時に、一生懸命に野球と向き合って、現役でいられるからこそ、これだけの数を送ることができているので、本当に頑張ってよかったな思えています」。プロ22年目の今も現役で続けられる原動力の1つにこの活動がある。

「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」が発足して今年が30年の節目の年だという。和田が活動を始めた当初は寄付先はミャンマーだけだったが、今となってはラオス、ブータン、バヌアツを加えて4か国に広がった。同法人によれば、和田の「僕のルール」に賛同するように、大手企業なども活動に加わり、各社それぞれ“僕のルール”を設定してワクチン寄付を行っているところもあるという。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)