一流打者だからこその細かなこだわり 山川穂高が辿り着いた本塁打を打つ“1番いい練習”

  • 記者:福谷佑介
    2024.02.08
  • 1軍
ソフトバンク・山川穂高【写真:小林靖】
ソフトバンク・山川穂高【写真:小林靖】

キャンプ第2クール最終日は全体練習終了後に1時間超の特打

 アーチストとしてのこだわりの一端が見えた。8日に行われたソフトバンクの春季キャンプ第2クール最終日。FA権を行使して西武から加入した山川穂高内野手は全体練習終了後のスタジアムで志願の居残り特打を行い、緩いカーブマシンをひたすら打ち返すなど、1時間超にわたって、バットを振り込んだ。

 第2クール最終日は柳田悠岐外野手、アダム・ウォーカー外野手とともに他の選手のランチタイムにバッティング練習を実施。本隊のバッティング練習が終わると、再びバットを持ってグラウンドに姿を現し、黙々とバットを振った。緩いボールに対しても、何かを確認するように1球1球、念入りにバットを振っていた。

 この緩いカーブマシンでのバッティング練習は、山川がホームランを打つ上で大きな意味のある練習だという。「今までいろいろやってきた中でロングティーと緩いカーブをしっかり打つというのは、ホームランを打つ体の使い方として1番いい練習だなと思っている」。3度のホームラン王獲得、通算218本塁打を放ってきた長距離砲が辿り着いた“最高の練習”だ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)