初のキャンプ休日、何してた? ナインがスマブラで使うキャラは…優雅に読書も

ソフトバンク・又吉克樹、大関友久、大津亮介(左から)【写真:竹村岳】
ソフトバンク・又吉克樹、大関友久、大津亮介(左から)【写真:竹村岳】

重田倫明広報は新人選手とともに行動「岩井、前田を筆頭にいいキャラです」

 ソフトバンクは6日、宮崎の生目の杜運動公園で行っている春季キャンプで第2クール1日目を迎えました。5日は、キャンプがスタートして以降、初めての休日。大関友久投手、大津亮介投手、杉山一樹投手、又吉克樹投手、重田倫明広報にどんな過ごし方をしたのか、聞いてみました。第1クールに降り続いた雨の影響もあり、皆さん“インドア”な過ごし方。外食にゲーム、読書。選手それぞれの休日を、ご覧ください。

ソフトバンク・大関友久【写真:竹村岳】
ソフトバンク・大関友久【写真:竹村岳】

・大関友久投手
――5日は、何をされていましたか?
「ずっとホテルにいましたね。本を読んでいました」

――基本的には、ずっと自分の部屋で?
「いや、ホテルの中にカフェがあるので、そこに行ったりもして、読んでいました」

――どんな本を?
「スポーツ心理学です」

――なぜですか?
「メンタルを強くしようと思って、ですね。弱いとは思っていないんですけど」

――メンタルが弱いという印象は確かにありません。
「だからこそ、自信はあるのでさらに強くしようと、自分の長所にしようと思って読み始めました」

ソフトバンク・大津亮介【写真:竹村岳】
ソフトバンク・大津亮介【写真:竹村岳】

・大津亮介投手
――昨日は何をされていましたか?
「昨日ですか? ずっとゆっくりしていました。ゴルフが雨だったのでやめて、ホテルで温泉に入ったり、ゆっくりしていました」

――部屋にいる時はどんなことをすることが多いですか?
「津森さんとか、杉山さんと集まってケータイとか、Switchでゲームしたりしますね。みんなゲーム好きなので」

――大津投手もゲームはする人なんですね。
「するようになりましたね、社会人くらいから」

――ゲームは、何をされていました?
「スマブラ(大乱闘スマッシュブラザーズ)とか、ゴルフのゲームでした」

――スマブラは、何のキャラを使いますか?
「僕はキングクルールとか、ガノンドロフですね(笑)」

――一番強いのは誰ですか?
「僕っす!」

ソフトバンク・杉山一樹【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・杉山一樹【写真:藤浦一都】

・杉山一樹投手
――昨日は何をされていましたか?
「サウナに行ってゲームしていました」

――大津投手は一番強いのは自分だと言っていましたが、いかがですか?
「いや、大津うまいですよ。大津ですね」

――杉山投手はスマブラで何を使いますか?
「サムスとネスですね」

――オールドなキャラクターが好きなんですね。
「いやいや、なんか野球とは逆の“変化球系”を使いたいんですよね(笑)。ネスでPKファイヤーしたり」

――そのメンツが今は仲良しなんですね。
「甲斐野さんとかがいなくなっちゃって、僕、大津、津森、木村光、中村亮太、その辺ですね」

――杉山投手の世代も、少し年上くらいになってきましたね。
「礼さん、泉さん、椎野さんもですし。大関も誘いたいんですけど、ゲームしないので」

――Switchを持ってきたのは誰ですか?
「津森ですね。“津森カントリー”ですよ」

ソフトバンク・又吉克樹【写真:竹村岳】
ソフトバンク・又吉克樹【写真:竹村岳】

・又吉克樹投手
――昨日は何をされていましたか?
「ゴルフをやるつもりだったんですけど、雨で中止になっちゃいました。もったいなかった……」

(続けて)
「夜は晃(中村)さんと野球の話してましたね、ご飯食べながら。外に出て。9割5分くらい僕が話してましたけど(笑)」

――何を食べながら?
「和食でしたね。晃さんの知り合いが見つけてくれたそうで、ありがたかったです。なかなか最近、晃さんと一緒に行くことなかったので、久々にいろんな話ができてよかったです」

――中村晃選手とは、仲良しですよね。
「仲良いですね」

――どんな接点で距離が近づいたんですか?
「マッキー(牧原大成内野手)と1回、3人でご飯に行って、そこからなんか誘ってもらえるようになりました。ちょっと、それ聞いてみてください。なんで又吉さんと結構仲良いんですか? って。それネタにして(笑)。でもみんなに言われます。『晃さんとめっちゃ仲良くない?』って。ちょっと聞いてみてください(笑)」

ソフトバンク・重田倫明広報【写真:竹村岳】
ソフトバンク・重田倫明広報【写真:竹村岳】

・重田倫明広報
――昨日は新人選手と一緒に、宮崎市内の航空大学校を訪れた。休日に仕事をするのも、広報になったからこそ。
「でも、僕1月から休みは与えられていても、自分で(東浜)巨さんの練習の手伝ったりしていたので、今回が初めてというわけではないですね。“広報しているな”って感覚はなかったですね」

――新人合同自主トレの時から、重田広報の方から選手に距離を詰めていた印象でした。
「難しいですよね。詰めすぎないのも良くないですし、詰めないのも良くない。現場に入らなすぎるのも良くないですし、現場に入りすぎるのも良くない。ミス、失敗の連続って感じで、それの学びです。怒られて、ミスして、ダメ出しされて、それで成長するものだろうと思いながら、日々を過ごしている感じです。難しいですね」

――怒られることもあるんですか?
「怒られるというか、これはいい、これはダメっていうのがだんだんはっきりしてきた感じです。まだわからない状況です」

――新人選手の人柄も少しずつわかってきた。
「新人はもう大体わかりました」

――いいキャラクターなのは、やっぱり岩井俊介投手?
「岩井ですね。岩井、前田(悠伍投手)を筆頭にいいキャラしています。廣瀬君も、どんどん卵の殻のようにポロポロと剥がれていっている感じがします。こっちの身としても嬉しい気持ちがありますし、どんどん可愛くなっている感覚があるので、上位の3人がすごくいいキャラしていますね」

――見ていると、新人選手の方から重田広報に寄っていっている印象もあります。
「それはどうなのかわからないですけど、まだ新人以外の選手と馴染めていない部分もちょこっとあるから、安心材料として寄ってきているだけかもしれないです。今後、寄って来なくなる可能性は大いにあります(笑)」

――夜は、誰かと食事をしたり?
「古川(侑利投手)さんと鍬原(拓也投手)さんと行かせてもらいました」

――どんな経緯で?
「古川さんは現役の時からよくしてもらっていたので、今年も行こうかって言われた時に、鍬原さんも同級生というつながりで(来られました)。昼も一緒に食べて、夜ご飯も一緒でした」

――彼らはどんな会話をされますか?
「鍬原さんはちょっと、なんというかヤンチャな感じ。古川さんはすごく真面目ですし、あのままですね。いろんな話をしますね。本当にいい人たちやなって思いました」

(竹村岳 / Gaku Takemura)