今宮健太に“憧れるのをやめる” 川瀬晃が変えたい時代…「ライバル」として挑む最大の壁

  • 記者:竹村岳
    2023.12.05
  • 1軍
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・川瀬晃【写真:藤浦一都】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・川瀬晃【写真:藤浦一都】

1000万円増の2700万円でサイン…球団には背番号「0」への変更を要望

 ソフトバンクの川瀬晃内野手が5日、PayPayドームで契約更改交渉に臨んだ。1000万円アップの2700万円(金額は推定)でサインし「笑顔出ていますか? バレました? アップ(金額)なので(笑)」とはにかんだ。会見中も終始笑顔で、納得の交渉となったようだ。来季の目標を問われると、今宮健太内野手の存在をハッキリと「ライバル」と言い切った。今宮だからこそ挑戦状をハッキリと口にできる。2人だけの尊い関係性とは――。

 今季は102試合に出場して42安打、打率.236、0本塁打、15打点。多くの面でキャリアハイの成績を記録した。守備面でも一塁15試合、二塁27試合、三塁26試合、遊撃43試合と、ハイレベルなユーティリティプレーヤーとしてチームに貢献した。失策も三塁での1つだけだった。「昔からいろんなポジションを守らせてもらって、その成果が今年は出た。代打も含めて、すごくいい経験をさせてもらいました」と手応えを口にし、その上で「レギュラーで出ないと意味がない」とうなずいた。

 特に強調したのが、9月&10月の戦い。打率.327を残し、ロッテとのクライマックスシリーズのファーストステージでもスタメン出場するなど、大事な試合を任されるようになっていった。確かな手応えとともに、来季への意気込みは自然と熱くなる。自主トレは大分県国東市で行う予定で、勝負したいポジションも「ショート1本」と話す。契約更改の場に相応しい、力強い決意表明だった。

契約更改交渉に臨んだソフトバンク・川瀬晃【写真:藤浦一都】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・川瀬晃【写真:藤浦一都】

(竹村岳 / Gaku Takemura)