球団幹部が認めたオスナ残留 MLBからオファーも…語っていた去就と鷹への“愛情”

  • 記者:竹村岳
    2023.12.03
  • 1軍
ソフトバンクのロベルト・オスナ【写真:荒川祐史】
ソフトバンクのロベルト・オスナ【写真:荒川祐史】

1日にNPBが保留者名簿を公示、オスナを含めた外国人選手5人の名が記載

 去就について密かに語っていた。日本野球機構(NPB)から各球団の契約保留者名簿が公示され、ソフトバンクからは55人の名前が記載された。そのうち外国人選手は5人。カーター・スチュワート・ジュニア投手、リバン・モイネロ投手、ダーウィンゾン・ヘルナンデス投手、トレードで加入するアダム・ウォーカー外野手、そして守護神のロベルト・オスナ投手の5人だ。2024年、ホークスにとって最大の“補強”といえるオスナ残留。シーズン中にオスナ自身が語っていた去就についての考えをここで紹介する。

 保留者名簿は来季の契約を前提として記載されるもので、ここに記載された選手は基本的に来季もチームに留まることになる。外国人選手の場合、期限までに来季契約に合意できなければ、保留者名簿から外れて一旦は自由契約となる。チーム編成のトップを司る三笠杉彦取締役GMも、保留者名簿の記載を踏まえて「一般論として言っても、そうなんじゃないかと思います」とオスナの残留を認めた。

 具体的な交渉過程や契約内容に関しては「コメントは差し控えたいと思います」と語ることはなかったが、球団の誠意が伝わり、オスナ側との合意を形成できたことは確かだ。「基本的には『これでやりなさい』って、やるのが監督の仕事」と言う小久保裕紀新監督ですら「オスナがおらんかったら、話にならない」と残留を熱望していただけに、大きな戦力がチームに留まることになった。

 オスナはMLB時代にも最多セーブのタイトルを獲得するなど、圧倒的な実績を引っさげて日本にやってきた。2022年シーズン途中にロッテに加入すると、29試合に登板して10セーブ、防御率0.91の成績を残し、今季移籍してきたホークスでも49試合に登板して3勝2敗26セーブ、防御率0.92と、まさに期待通りの活躍でチームに貢献した。

 そんなオスナが、自身の去就について、初めて言及したのは8月だった。

ソフトバンクのロベルト・オスナ(左)と甲斐拓也【写真:荒川祐史】
ソフトバンクのロベルト・オスナ(左)と甲斐拓也【写真:荒川祐史】

(竹村岳 / Gaku Takemura)