「自分のことだけ考える」 選手会長を“降りた”意味…今宮健太が考える“レギュラー白紙”

  • 記者:竹村岳
    2023.11.28
  • 1軍
「鷹奉祭」に登場したソフトバンク・今宮健太【写真:竹村岳】
「鷹奉祭」に登場したソフトバンク・今宮健太【写真:竹村岳】

小久保監督が明言「レギュラーは柳田と近藤」、競争に投げ込まれた今宮の胸中は

 突きつけられた“レギュラー白紙”に、どんな思いを抱いたのか。偽らざる本音だった。ソフトバンクは26日、PayPayドームでファン感謝祭「鷹奉祭」を開催した。今宮健太内野手は2年間務めた選手会長を、周東佑京内野手に託し「最終的に自分で判断した」と、鷹フルの単独取材に理由も明かす。肩書きを降ろして“1人の選手”になったことは、自分なりにもう1度レギュラーを奪い取るという決意の表れでもあった。

 今宮は今季、126試合に出場して打率.255、9本塁打、48打点。2022年には打率.296とキャリアハイの数字を残したが、成績を落としてしまった。チームも3位に終わり、リーダーとしても「自分がこのチームを引っ張れているかって言われれば、まだまだ未熟」だと責任を背負う。最後の最後まで、何かがチームには足りなかった。

 2010年の川崎宗則さん以降、ホークスの選手会長は「2年周期」が基本線となっている。今宮も2年務めただけに、今回の“降板”に驚きはなかった。その中で同じタイミングとなったのが、小久保裕紀新監督の就任。レギュラーは柳田悠岐外野手と、近藤健介外野手だけで「それ以外は自分で掴むしかない」とキッパリ言い切った。今宮はプロ14年で通算1480試合に出場。名実ともにチームを支えてきたが、このタイミングでの“レギュラー白紙”をどのように受け止めたのか。

ソフトバンク・今宮健太【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・今宮健太【写真:荒川祐史】

(竹村岳 / Gaku Takemura)