31歳となり見つめるキャリア「外野はもうやらない」 牧原大成が小久保裕紀監督に伝えた意思

  • 記者:竹村岳
    2023.11.25
  • 1軍
ソフトバンク・牧原大成【写真:竹村岳】
ソフトバンク・牧原大成【写真:竹村岳】

2023年は91試合出場、打率.259に終わり「悔しさしかない1年でした」

 自分の言葉で直接、指揮官に熱く訴えた。ソフトバンクは25日、九州各所で「ベースボースキッズ2023」を開催した。ファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」に参加したのは牧原大成内野手。「元気をもらえてよかったと思います」と子どもたちとの交流を楽しんだが、今シーズンを振り返ると、その表情はすぐに引き締まる。「悔しさしかない1年でした」とキッパリ言った。

 2022年は打率.301を残し、規定打席まで残り2打席と確固たるレギュラーに間違いなく近づいたシーズンだった。迎えた2023年、3月にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に追加召集され、世界一に貢献する。確実に階段を上がり、レギュラーシーズンでもチームの力になるはずだった。しかし、8月30日のオリックス戦(PayPayドーム)で死球を受けて骨折。「右尺骨茎状突起剥離骨折、右尺骨茎状突起部骨挫傷」と診断され、そのままシーズンを終えた。

 結果的に91試合に出場して打率.259、2本塁打、32打点、3盗塁。多くの数字で2022年を超えることはできなかった。リハビリ組を卒業したのは10月24日。ポストシーズン進出をかけた終盤戦、激戦となったクライマックスシリーズ(CS)を、牧原大はどんな思いで見つめていたのか。驚きの事実とともに、胸中を語った。

死球を受けたソフトバンク・牧原大成【写真:竹村岳】
死球を受けたソフトバンク・牧原大成【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)