小久保監督にかけられた「お前しかいないから」 川瀬晃が自信を深めた出来事

  • 記者:福谷佑介
    2023.11.17
  • 1軍
ソフトバンク・川瀬晃【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・川瀬晃【写真:福谷佑介】

「今まで自分が貫いてきたバント、小技を評価して言葉にしてもらったのは初めて」

 濃密な時間となった。宮崎での秋季キャンプ第4クール3日目となった16日。自由練習時間に川瀬晃内野手が小久保裕紀監督と対峙した。川瀬からのご指名に応えて指揮官自ら打撃投手を務め、言葉を交わしながらの打撃練習は進んでいった。13時50分頃に始まった特打は55分間にわたって続いた。

「良い時間でした。楽しかったっていうと言い方が悪いですけど、言葉を掛け合いながらやれたので。キャンプはあと1日ありますけど、自分の中で最後に相応しいバッティング練習ができたなと思います」

 汗だくになりながらバットを振り続けた川瀬は気持ち良さそうに小久保監督との時間を振り返った。前日のうちに指揮官には打撃投手を務めてくれるように要望。「キャンプが始まる前から自分で(お願いしようと)決めていたこと。最後は監督に投げてもらっていいオフを過ごしたいと、決めていました」。アピールとともに、来季に向けた決意の表れでもあった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)