既に来季の“役割”を通達 「2月じゃ遅すぎ」倉野信次コーチが考える準備の重要性

  • 記者:上杉あずさ
    2023.11.08
  • 1軍
ソフトバンク・倉野信次1軍投手コーチ兼ヘッドコーディネーター【写真:上杉あずさ】
ソフトバンク・倉野信次1軍投手コーチ兼ヘッドコーディネーター【写真:上杉あずさ】

「そこら辺の立ち話でするのと、ちゃんとした部屋で話をするのとでは響き方が違う」

 伝える時期にも、伝え方にも明確な“意志”が詰まっていた。ソフトバンクの藤井皓哉投手、松本裕樹投手は来季もリリーフとして起用されることになった。8日、投手陣が行っているファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」での秋季キャンプで、倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)が「(藤井と松本は来季は)中継ぎです。それぞれに話をしています」と明言した。

 藤井は今季、先発に転向して開幕を迎え、6月半ばまでに9試合に先発して5勝(3敗)をマーク。脇腹の肉離れから復帰するタイミングでリリーフに配置転換となり、中継ぎとしては25試合に投げた。松本は今季、シーズンを通じてリリーフで投げ、53試合に登板。2勝2敗25ホールド、防御率2.68をマークして勝ちパターンの一角を担った。

 特に、シーズン途中にリリーフに配置転換となった藤井自身は先発の希望も持っていたが、倉野コーチは「来年また先発に挑戦するということはない。それは藤井も理解しています」と語る。その上で、後半戦で勝利の方程式として投げていた藤井、松本の2人に関して「チームが優勝するためには、あのピースは絶対に外せないと考えています」と全幅の信頼を寄せた。

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)