高橋礼の不振は「メンタル面」 牧田和久コーチだから分かるアンダースローの苦悩

  • 記者:竹村岳
    2023.11.02
  • 1軍
就任会見に臨んだソフトバンク・牧田和久3軍ファーム投手コーチ【写真:藤浦一都】
就任会見に臨んだソフトバンク・牧田和久3軍ファーム投手コーチ【写真:藤浦一都】

肩書きは3軍ファーム投手コーチ「2軍と3軍を行ったり来たり」

 ソフトバンクは1日、奈良原浩1軍ヘッドコーチ、倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)、牧田和久3軍ファーム投手コーチの就任会見を行った。牧田コーチにとって、福岡は全く縁のなかった場所。指導者としてのキャリアを、ホークスでスタートさせることになった。同じくアンダースローで苦しんでいる高橋礼投手が“復活”するための鍵は、一体どこにあるのか。

 牧田コーチは2010年ドラフト会議で2位指名を受けて西武に入団。1年目から55試合に登板して、新人王に輝いた。2年目には13勝を挙げるなど、球界を代表するサブマリンに成長。2017年オフにはポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦するなど、豊富なキャリアの持ち主だ。“絶滅危惧種”とさえ表現されるアンダースローで、何度も修羅場を経験してきた。

「3軍ファーム投手コーチ」という肩書きで「固定というよりは、2軍と3軍を行ったり来たりすることはあると思うので、と言われています」と言う。球団のスカウトたちが才能を見つけ出して、ドラフトで指名された原石たち。プロに入ってくる時点で、牧田コーチは「ある程度、技術がある」と話す。当然、技術面の成長もサポートするつもりだが、だからこそ大切だと訴えるのがメンタル面だ。

(竹村岳 / Gaku Takemura)