7回103球も「8回も行ける」 和田毅には“余力”があった…42歳が積み上げてきた裏付け

  • 記者:竹村岳
    2023.09.01
  • 1軍
オリックス戦に先発したソフトバンク・和田毅【写真:竹村岳】
オリックス戦に先発したソフトバンク・和田毅【写真:竹村岳】

真後ろから見た近藤健介も脱帽「ビシバシ」…7回を投げ切ったのは2年ぶり

 ソフトバンクは8月31日のオリックス戦(PayPayドーム)に1-0で勝利した。先発の和田毅投手が103球を投げて7回無失点。今季最長イニングを投げ切り、9回の今宮健太内野手のサヨナラ打を呼び込んだ。2月に42歳を迎えたリーグ最年長の左腕。7回のマウンドには志願して上がったというが、ベンチではどんなやり取りがあったのか。「8回も行ける」と言うほどの“余力”には、裏付けがあった。

 初回は1死から宗、中川圭を連続三振と3者凡退で切り抜ける。球速も146キロと、立ち上がりから間違いなく球は走っていた。3回は先頭の茶野に右前打を浴びたものの、慎重に後続を斬った。4回、5回も走者を許しながら無失点。6回1死一塁では、森の飛球をキャッチした左翼・増田珠内野手から遊撃・今宮健太内野手を経由して一塁へボールが渡った。一走・中川圭が戻り切れずゲッツーとなり、ここでもゼロを並べた。

 6回を終えて84球も、7回もマウンドへ。1死から若月、紅林を連続三振に斬った。球速も144キロを計測していた。この試合2度目の3者凡退で、ベンチに戻ると藤本博史監督が待ち構えていた。がっちりと握手を交わすと、続いて森浩之ヘッドコーチ、斉藤和巳投手コーチが続々と和田のもとに訪れた。交代してからも、ベンチの最前列から野手を応援する姿も和田らしかった。

ソフトバンク・藤本博史監督と握手を交わす和田毅(左から2人目)【写真:竹村岳】
ソフトバンク・藤本博史監督と握手を交わす和田毅(左から2人目)【写真:竹村岳】
ソフトバンク・近藤健介【写真:竹村岳】
ソフトバンク・近藤健介【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)