「あれで楽に」サヨナラ打直前にあったドラマ 周東佑京に柳田悠岐がかけた言葉

  • 記者:福谷佑介
    2023.07.31
  • 1軍
打席に入るソフトバンク・周東佑京(右)に声をかける柳田悠岐【写真:荒川祐史】
打席に入るソフトバンク・周東佑京(右)に声をかける柳田悠岐【写真:荒川祐史】

サヨナラ打を放った周東に二塁ベース付近で真っ先に抱きついたのも柳田だった

 劇的な幕切れだった。ソフトバンクは30日、本拠地PayPayドームで行われたロッテ戦に延長戦の末にサヨナラ勝ちした。0勝8敗で迎えた「鷹の祭典」最終戦。同点で迎えた延長11回2死満塁で値千金の一打を放ったのは、周東佑京内野手だった。「もう終わらせるしかない、と思っていました」。チームの思いを乗せた打球は左前に弾み、ベンチからチームメートは一斉にグラウンドになだれこむ。真っ先に周東に抱きついたのがキャプテンの柳田悠岐外野手だった。

 延長11回、先頭の川瀬晃内野手が四球で出塁。今宮健太内野手が犠打を決めると、牧原大成内野手は敬遠され、増田珠内野手が左前安打で繋いでできた場面だった。2ボール2ストライクからの5球目、澤村が投じた真っ直ぐを弾き返すと、打球は三遊間を抜けて左前へ。周東の約1か月ぶりの安打が殊勲の一打になった。

 この打席の直前だった。ネクストバッターズサークルにいる周東に、次打者の柳田が近づいて声をかけた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)