キャプテンの本音「病んでました」 柳田悠岐が語った千葉での決起集会と連敗中の胸の内

  • 記者:竹村岳
    2023.07.25
  • 1軍
ソフトバンク・柳田悠岐【写真:竹村岳】
ソフトバンク・柳田悠岐【写真:竹村岳】

8回2死一、二塁から三塁線を破る2点二塁打 「勝つのは本当に難しい」

 トンネルを抜ける待望の瞬間が訪れた。ソフトバンクは25日、オリックス戦(京セラドーム)に5-0で勝利した。7月6日の日本ハム戦(PayPayドーム)以来の白星で、連敗は「12」でストップ。貴重な追加点を挙げたのは、柳田悠岐外野手だった。南海時代の1969年に喫した15連敗以来の12連敗。キャプテンは、どんな心境でチーム状況を見つめていたのか。

 24日のロッテ戦(ZOZOマリン)、1点リードの9回2死一塁からロベルト・オスナ投手が角中勝也外野手にサヨナラ2ランを被弾した。悪夢のサヨナラ負けから一夜明け、関東から大阪に移動して迎えた一戦だった。相手の先発は山本由伸投手と厳しい条件だけが並んでいた。

 3回1死三塁、牧原大成内野手の内野ゴロの間に1点を先制する。先発の有原航平投手が何度もピンチをしのぎ、試合は8回まで進んだ。2死一、二塁で、柳田が打席に立つ。「それまで抑えられていたので集中して、気持ちを入れて打席に入りました」。山本が投じた111球目、外角のフォークを三塁線に弾き返した。「絶対にランナーを返そうと気持ちを出して必死に打ちにいきました」と振り返る。何度も塁上で、両手を掲げて追加点を喜んだ。

(竹村岳 / Gaku Takemura)