ソフトバンクの2軍は29日、タマスタ筑後で行われたウエスタン・リーグの中日戦に4-4で引き分けた。先発の高橋礼投手が初回に2点を先制されたが、その裏に九鬼隆平捕手の走者一掃の適時二塁打で逆転に成功。3回に逆転を許したが、4回に勝連大稀内野手の適時打で追いついた。5回以降は、チャンスは作ったものの、得点にはならず引き分けた。試合後の小久保裕紀2軍監督の一問一答は以下の通り。
――試合中は風の影響も大きかった。
「2軍に投げに来た佐藤（宏樹）もそうですけどね。佐藤（直樹）にエラーされてね。ゲッツーでしのいだけど、まあ、なんてことない感じです、今日は」
――この3連戦は3軍から佐藤宏樹投手と村上舜投手が参加。
「また今度はアルメンタとかが来るんじゃないですか。それも球団からなんで。球団の方からの指示で来てるので」
――育成の左ピッチャーを試す感じ？
「そうそう。詳しいことは球団に聞いてください。俺らは来たところで使うだけなんで。支配下の期限があと1か月っていう中で、2軍で見てほしいっていうことで来てるわけで」
――リチャード選手の状態は？
「内容は全然悪くないですよ。ライトも、フライは風で戻されましたけど、最後もレフト線にヒット打ったし。そんなに悪くないと思いますよ」
――捕手は2人体制から九鬼選手も加わった。
「とりあえず3人で行くと、終盤を練習させるようなこともできるんで。最後代打で行って、そのまま守りとかね。そういうのが2人だとできないんですよ。だから、高谷コーチからそういう提案もあって、僕からもそういう風にした方が、枠の問題もあるけども、そっちの方がキャッチャーとして、その1試合を任せるっていうのも1つの手ですけども、後半の出場っていうのは、やっぱり1つ大事なことなんで。1軍行ったら、頭から拓也がおるんで（スタメンは）ないんで、そのためには後半に行くっていう準備のためには3人制の方がいいんじゃないかって話をしてやっています」
――3選手の今の争いは。
「どうですかね。海野が一歩後退じゃないですか。見ての通りなんで。この間も呼んで話はしましたけど、あまりいいものが出てきてないなという印象です」
――どんなことをお話されたんですか？
「今日喋れるほど時間が無い（笑い）」
