“師匠”和田毅が語る大竹耕太郎 阪神で無双する左腕がホークスでくすぶっていた理由

  • 記者:竹村岳
    2023.06.03
  • 1軍
ソフトバンク・和田毅【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・和田毅【写真:藤浦一都】

今季すでに6勝に「すごすぎでしょう。想像以上の結果を出している」

 現役ドラフトからチャンスをつかんだ。結果を残し続けている後輩を頼もしげに見ているのが、ソフトバンクの和田毅投手だ。今季、阪神へ移籍した大竹耕太郎投手がここまで7試合に登板して6勝0敗、防御率0.41の大活躍。2日の広島戦では左手に打球が直撃し、無念の途中降板となった和田も「すごいなと思っています。すごすぎでしょう。結果を残すとは思っていましたけど、想像以上の結果を出している。持っているものはすごいと改めて思いました」と見守っている。

 大竹から和田にお願いして、2022年1月から自主トレをともにするようになった。同じ早大出身の左腕は、昨オフに初めての試みとなった現役ドラフトで阪神に指名されて移籍。先輩の和田は「同じチームなので残念なのもありますけど」とした上で「『この選手がほしい』と求められて行くわけですし、上でしっかり投げて結果を出して、勝っていくことがプロで入った1番の目的だと思う」と背中を押していた。

 ソフトバンク時代は通算35試合に登板して10勝9敗。2021年から2年連続で未勝利と1軍で結果を残せずにいた。ウエスタン・リーグでは2021年に90回2/3を投げて8勝。2022年も78回1/3を投げるなど、体は元気だった。起用を決めるのは首脳陣ではあるが、ファームでくすぶっていた大竹の姿を、和田はどう見ていたのか。

(竹村岳 / Gaku Takemura)