周囲の制限も「振り切ってやったことも」 牧原大成がリハビリ組で抱えていた“葛藤”

  • 記者:竹村岳
    2023.05.27
  • 1軍
ソフトバンク・牧原大成【写真:竹村岳】
ソフトバンク・牧原大成【写真:竹村岳】

全力プレーへの誇りとこだわり「怪我をしたからといって、なくなったら自分じゃない」

 頼れる男が帰ってきた。ソフトバンクの牧原大成内野手が26日、PayPayドームで行われた1軍のピックアップ練習に合流した。左太ももの肉離れを負ってからちょうど1か月。心境を問われて「普通です! 頑張りたいという気持ちです」とキッパリ。怪我をして“怖さ”を知ったとしても、スタイルである全力プレーを変えるつもりは一切ない。

 4月27日の楽天戦(PayPayドーム)で左足を負傷した。「左大腿二頭筋損傷」との診断結果を受けて、翌28日に出場選手登録を抹消された。リハビリ組での調整、2軍戦出場を経て、ようやく1軍の舞台に戻る。藤本博史監督とも「大丈夫やろっていう話をしました」と言葉を交わし、心身ともに準備は整った。この日はフリー打撃をはじめ、中堅や二塁から打球を追って体を動かした。

 牧原大が左足を痛めたのも、全力疾走が“引き金”だった。4月27日の楽天戦で、敵失で出塁した際に左足を痛めた。172センチと小柄ではあるものの、走塁でも守備でも強い気持ちを胸に全力で戦うことが牧原大の信条。一方で「違和感のない状態で怪我をした」と、突発的な出来事でもあった。ハッスルプレーは“諸刃の剣”とも言える。

(竹村岳 / Gaku Takemura)