投手に投げ返すボールでも“思いを伝える” 城島健司アドバイザーが渡邉陸にかけた言葉

ソフトバンク・渡邉陸【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・渡邉陸【写真:藤浦一都】

打撃面でも貰ったアドバイス「お前は多分、近藤タイプ」

 1軍にいられずとも、確実に成長を遂げている。ウエスタン・リーグが開幕して2か月以上が経った今、渡邉陸捕手はファームで汗を流している。その表情は明るく「徐々に上がってきています。感じとしても、いい時の感じが出てきています」と心境を語る。地に足をつけて自身と向き合っているところだ。

 ウエスタン・リーグでは25試合に出場して打率.217。長打力が持ち味でもあるが、本塁打は0と数字だけ見れば苦しんでいるように見える。ただ、本人は「ちょっとずつです」と焦る様子はない。捕手は1つのポジションしかないだけに、経験を積むにも時間がかかる。「1カードに1試合だったり、1カードに2試合っていうのが増えてきた感じです」という。

 開幕してから、ファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」を訪れた城島健司会長付特別アドバイザーと言葉を交わす機会があった。伝えられたのは、主に守備面のこと。しかも、技術ではなくて姿勢についての話で深みがあった。

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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