怪我人続出でスタッフもベンチ入り 初の本拠地試合を戦ったNPB初4軍の現実と課題

  • 記者:上杉あずさ
    2023.04.04
  • 1軍
ソフトバンク・小川史4軍監督【写真:上杉あずさ】
ソフトバンク・小川史4軍監督【写真:上杉あずさ】

育成選手を中心に怪我人が多く、本来目指す3軍と4軍の棲み分けが出来ず

 ソフトバンクの4軍が3日、ファーム本拠地のタマスタ筑後で発足後初となるホームゲームを戦った。今年新たに独立リーグの九州アジアリーグに加入した宮崎サンシャインズと対戦。3-5で逆転負けを喫し、皮肉にも宮崎に公式戦初勝利を献上する形になった。

 試合後、小川史4軍監督は「相手の方がこの試合で勝つっていう気持ちが強かった」と苦言を呈した。育成が目的となる4軍は勝利至上主義ではないとはいえ、「勝つための采配とか用兵はしなくても、出る選手がそのゲームに勝つんだっていう気持ちでやってもらうにはどうしたらいいかなって考えている。いろんな選手を出してあげたいけど、負けていいっていう気持ちではさせたくない。それはもう前の3軍の時からずっと思っています」と話す。

 この日初めてホームゲームを戦った4軍だが、まだ3軍との棲み分けはできておらず、立ち位置はハッキリしない。「本来でしたら、3軍は試合の中で高めていって、4軍は1週間に2、3試合で、あとは練習で技術と体力をつけてっていう棲み分けをしていくんですけど、いかんせん怪我人の問題もあって、そういうスタートがまだ切れていないのが現状です」と小川4軍監督は語る。

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)