大谷翔平は「生意気ですね」 近藤が語る“素顔”、打撃は「規格外で参考にならない」
近藤健介がWBC後、初の取材対応…大会を振り返る
ソフトバンクの近藤健介外野手が28日、PayPayドームで行われた全体練習に参加。練習前に取材に応じ、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を振り返った。世界一に輝いた野球日本代表「侍ジャパン」の一員として、日本ハム時代にチームメートだった大谷翔平投手(エンゼルス)とプレー。「生意気ですね」などと語った。
大谷は投打に渡る活躍で大会MVPに選出され、改めて世界の注目を集めた。近藤は大会前に大谷との関係性を「生意気」だと表現していた。大会が終わってもその印象は変わらず「生意気ですね。日本にいる時と変わっていないです」と笑顔で即答。もちろん大谷のことを知り、リスペクトするからこその表現だろう。
大谷とは久々にチームメートとなったが「本当に想像の10倍すごい。ダルさんも言っていましたけど、村上(宗隆)が一番衝撃を受けていたんじゃないですかね。すごかった、その一言です」と印象を振り返る。大谷とは打撃理論について意見を交わしたというが「規格外すぎて参考にならない。よくわからないことを言っていました」と苦笑いする表情が、大谷のすごさを物語っていた。
(竹村岳 / Gaku Takemura)