ストライクを投げるのは「難しい」 一筋24年目・浜涯泰司さんが語る打撃投手の仕事と矜持

  • 記者:竹村岳
    2023.03.27
  • 1軍
ソフトバンク・浜涯泰司打撃投手【写真:竹村岳】
ソフトバンク・浜涯泰司打撃投手【写真:竹村岳】

プロ通算58試合登板…2000年から打撃投手に転身した

 ソフトバンクには球界を代表する“レジェンド打撃投手”がいる。浜涯泰司さんは裏方になって今季で24年目のシーズンを迎えた。打撃投手一筋で、ホークスのためだけに腕を振ってきた。打撃投手としてのやりがいを「一番はバッターが気持ち良く試合にいってくれたら」と語る。

 1992年ドラフト3位で九州国際大から当時のダイエーに入団した。通算で58試合に登板して1勝1敗1セーブ、1999年オフにユニホームを脱ぎ、打撃投手へと転身した。打者を抑えることから、打者に気持ちよく打たせることが仕事となり、何万球と腕を振ってきた。ストライクを投げ続けることを「本当に難しいこと」と表現する。自身が考える“極意”を聞いた。

「一定のスピードで、一定のリズムで、一定のコースに投げられるのが一番理想。毎回毎回、同じところに。そう簡単ではないんだけど、同じ100キロでもチェンジアップみたいに“垂れ”たら打者は打ちにくいし、スッときたら打ってくれるから」

(竹村岳 / Gaku Takemura)