「いい感じになっている」 城島アドバイザーが評価した正木智也の改善点とは 一問一答

14日から紅白戦がスタート「長打力っていうのが一番の魅力」
ソフトバンクの正木智也外野手が宮崎キャンプ第3クール3日目の13日、報道陣の取材に応じた。14日から紅白戦が始まり、競争が本格化。レギュラー獲りに向けての心境を語った。一問一答は以下の通り。
――ここまでの取り組みは。
「練習の内容自体は悪くないので、それをどうやって見つけるか。実戦でどういう結果が出るかだと思うので、どんな結果が出ても、真摯に受け止めてやるだけだと思います。試合の中では何も考えずに、これまでやってきたことをしっかりやりたいなと思います」
――キャンプ序盤に藤本監督が評価していた。どう状態が良かったのか。
「単純に飛距離が結構出ていたというか。捉えた打球の飛距離が結構出ていたので、それは体の力もついたなと思いましたし、いい形で打てているなと思いました」
――オフのどういった取り組みがそういうところに。
「体重も増やしたこともありますし、秋のキャンプで掴んだことを冬に継続してできたことが良かったかなと思っています」
――ここまで実戦形式での手応えは。
「ヒットは出ているんですけど、打球がまだ上がっていないので、そこはまだまだかなと思います。シートの結果で出たことを練習にも生かしているので、そこはいいかなと思います」
――体重はどれくらいの増減が。
「シーズン終わりが88キロで終わって、今は92キロぐらいありますね」
――食事の面が大きかった。
「食事とウエート、両方という感じです」
――結果と内容がある中でどんなところを求めて、どんなところを見せていきたい。
「やっぱり長打力っていうのが一番の魅力というか、アピールポイントになってくると思うので、そこを出せるようにって感じです」
――守備では外野と一塁を練習しているが、どこでも試合に出たい。
「どこでもいいので、外野でも一塁でも出たいなって思いますし、どちらも練習して不安なく出していただけるような守備力はつけないといけないなと思います」
――城島アドバイザーは正木はやろうとしていることが伝わってくると話していたが、技術面での取り組みは。
「去年城島さんに右足の使い方、ちょっと膝が出てしまうっていうのを指摘されてから、それはずっと意識していて。このキャンプでもいい感じになっていると言われたので、そこは意識してやっています」
――右足の使い方ですか。
「右膝が出てしまって回るっていうのを、出ないように内から回るっていう」
――出ないことによって期待できる効果は。
「バットが外回りしないことです」
――慶大から巨人にドラフト2位で入団した萩尾匡也外野手の存在は刺激ですか。
「やっぱり刺激になりますし、本当同じ右打者の外野手なので。そこは切磋琢磨しながら助け合うとか、やりながらやりたいと思います」
――2年目となって迎えたキャンプは昨季とは少し違いますか。
「要領もつかめてきたと思いますし、怪我がないようにここまできたので。本当、体調管理とかもしっかりできてるなと思います」
(竹村岳 / Gaku Takemura)