「オリックスさんと100四球くらい差が」 鷹のドラ2右腕が目指す投手像「差を埋める」

ソフトバンク・大津亮介【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・大津亮介【写真:福谷佑介】

ドラフト2位の大津亮介投手が打撃投手登板「緊張しました」

 ドラフト2位の大津亮介投手(日本製鐵鹿島)が春季キャンプ第1クール4日目の4日、野手に対して打撃投手を務めた。計47球を投げて安打性は3本。「スプリット以外」という6球種を投じ「思ったより緊張しました」と初々しく振り返った。

 まずは栗原陵矢外野と相対した。内角のカットボールや外角のワンシームで空振りを奪うなど、26球で安打性は2本。「とてもいい収穫というか自信になりました」と手応えを口にした。ドラフト3位の生海外野手(東北福祉大)には21球で安打性1本。この1本はバックスクリーンに飛び込んでいく打球で「バッティングがうまかったです」と振り返った。

 九産大九州高、帝京大、日本製鐵鹿島を経てホークスに入団した24歳。まとまったフォームから繰り出される多彩な球種が持ち味で、この日も「1軍の選手がどんな対応をするのか楽しみにしていた」と、どこまで武器が通用するのか確かめたかった。開幕ローテ入りに向けて、何をアピールしないといけないのか。目指すべき理想像は十分にわかっている。

「去年ホークスは四球でオリックスさんと100くらい差があったので。その差を少しでも埋められたら失点も減ると思うので。先発で、四死球を少なく、球数も少なく、いい形で後ろにつなげられる投手になりたいです」

 昨季のチーム与四球は「474」で、オリックスの「375」とは100近い差があったことも頭に入っていた。「自分なりにいろいろ分析しているので」と照れくさそうに笑ったが、全ては自分が1軍で居場所を作るため。激しい競争の中で自分だけの持ち味を際立たせたいからだ。自信のある変化球に「スライダーとカットボールとワンシーム」を挙げた。

 見守った斉藤和巳投手コーチも「上々じゃないですか。思ったよりも大津はスピードが出てきた」と評価する。起用法についても「とりあえず長いイニングを投げさせてどうなるか見てみたい」と先発適正を確認したいと強調した。ここから激化していく競争の中で、即戦力の右腕がまずはアピールに成功した。

(竹村岳 / Gaku Takemura)

KEYWORD