板東湧梧が犯した「絶対やってはいけない」大失態 初回7失点で学んだメンタルの重要性

  • 記者:福谷佑介
    2023.01.01
  • 1軍
ソフトバンク・板東湧梧【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・板東湧梧【写真:荒川祐史】

8月25日の楽天戦、初回7失点の裏で板東には何が起こっていたのか?

 板東湧梧投手は昨季のホークスで大きく成長を遂げた投手の1人だろう。序盤は中継ぎとして1軍で投げるもなかなか調子が上がらなかったが、2軍での先発調整を経て復帰すると、終盤は先発ローテの一角として奮闘。プロ初完投、初完封も飾るなど、8月下旬からだけで3勝をマークした。来季も先発の1人として期待がかかっている。

 そんな板東にとって大きな転機となった試合がある。8月25日、楽天生命パークで行われた楽天戦だ。8月19日の日本ハム戦でプロ初先発初勝利を挙げた板東。プロ2度目となる先発マウンドで「絶対やってはいけないことを想像して、絶対にやってはいけないことをやってしまった」という事態を招いたのだ。

 ちょうどチームは新型コロナウイルスの感染者が続出している苦しい状況にあった。そんな中で初回、野村大、谷川原の連続タイムリー、増田の犠飛でいきなり4点を先制した。ここまで5連勝の勢いそのままに、幸先よく大量リードを奪った。問題だったのは、この裏の楽天の攻撃だった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)