124人中124番目指名から這い上がる 育成ドラ14盛島稜大が誓う「アララガマ」とは

ソフトバンク・盛島稜大【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・盛島稜大【写真:福谷佑介】

目指すは同じく育成から這い上がった甲斐拓也「目標にしていました」

 ソフトバンクに来季も楽しみな新戦力が加わる。12月5日に行われた新入団選手発表会見でお披露目された支配下6人、育成14人、計20選手の新人たち。育成ドラフト14巡目の盛島稜大捕手は、2022年のドラフト会議で指名された124人中、124番目に名前を呼ばれた原石だ。

 沖縄・宮古島出身の盛島は、城辺ベースボールクラブ、鏡原中野球部を経て興南高へ。高校3年の夏に甲子園へ出場し、高校通算32本塁打、公式戦での盗塁阻止率100%という強肩強打の大型捕手だ。担当の加藤領健スカウトも「鍛えれば大いに可能性を秘めた攻撃的な捕手」と評価している。
 
 憧れの選手は同じく育成から這い上がり、球界を代表する捕手となった甲斐拓也捕手。2010年の育成ドラフトでホークスでは最後、12球団全体でも97人中94番目の指名からレギュラーにまで駆け上がった存在で「甲斐さんもソフトバンクの正捕手になっている。できないことはないと思うので、見習ってそういう選手になれたらと目標にしていました」と語る。

 座右の銘は「アララガマ」。宮古島の方言で「不屈の精神、なにくそ負けるか、みたいな意味」だという。まさに、これから成り上がろうとする盛島にピッタリの言葉。「最後なので、ここから人一倍やっていきたいです」。ひたむきな努力で支配下、そして正捕手へと挑んでいく。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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