松本裕樹はなぜ1200万円増止まり? 三笠GMの言葉から探る査定のポイント

  • 記者:福谷佑介
    2022.12.13
  • 1軍
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・松本裕樹【写真:藤浦一都】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・松本裕樹【写真:藤浦一都】

44試合に登板した松本だが、勝利の方程式としての登板は半分以下

 12日に今季から1200万円増の年俸4000万円で契約を更改したソフトバンクの松本裕樹投手。今季は後半戦に勝利の方程式として活躍するなど、自己最多の44試合に登板した右腕だったが、自身でも「思っていた金額よりはいかなかった」と語るように、思ったほど条件面でのアップにはつながらなかった。

 8年目の今季はキャンプ中から先発ローテ候補としてアピールしながら、開幕直前に治療中の鍼が折れて体内に残るアクシデントがあって離脱。4月20日に1軍に昇格したものの、中継ぎとしてだった。そこからリリーフとして登板を続けると、6月から7月にかけて10試合連続無失点投球を記録するなど安定した投球を披露。夏場には勝利の方程式に組み込まれ、終盤はセットアッパーとして欠かせぬ存在となった。

 44試合に登板して5勝1敗15ホールド、防御率2.66の成績はキャリア最高だったものの、アップ額は1200万円にとどまった。7日に契約を更改した泉圭輔投手も、後半戦59試合のうち30試合とハイペースで登板を重ねたが、現状維持の2700万円で契約を更改。こちらもやや辛口査定の印象に。なぜアップ幅が伸びなかったのか。三笠杉彦GMの言葉から探る。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)