鷹・上林誠知は600万円減で更改 5月にアキレス腱断裂、来季は「全ての面でキャリアハイ」

契約更改交渉を終えたソフトバンク・上林誠知【写真:藤浦一都】
契約更改交渉を終えたソフトバンク・上林誠知【写真:藤浦一都】

今季の4350万円から来季の年俸は3750万円に

 ソフトバンクの上林誠知外野手が12日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の4350万円から600万円ダウンの年俸3750万円(金額は推定)でサインした。

 今季9年目だった上林は開幕を1軍で迎えると、序盤から打率3割前後をキープして上々のスタートを切った。だが、沖縄で開催された5月18日の西武戦前のシートノック中に右アキレス腱を断裂する大怪我を負い、残るシーズンを棒に振ることになった。

 現在もまだリハビリ中ながら、打撃練習を再開させるなど、復帰へと近づいている。現在の状態について「割合で言うと6、7割くらいまでは戻っている。まだ怖さもあったりするけど、この2か月で消えていくと思う」と語った。

 今オフも「まずは怪我を治すのが第一に考えていますし、あまり激しい運動は今までよりはできないと思うので、バッティングメインになってくると思っている」と練習プランを描く。復活を目指す来季に向けて「全ての面でキャリアハイを上回りたい」と意気込んでいた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)