ソフトバンク、選手への誹謗中傷へ対策 泉へのバッシングで三笠GM「法的手段も」

契約更改を行ったソフトバンク・泉圭輔【写真:代表撮影】
契約更改を行ったソフトバンク・泉圭輔【写真:代表撮影】

リーグ最終戦後にバッシングを浴びた泉は「家を出るのも怖かった」

 ソフトバンクの泉圭輔投手は7日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の2700万円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。交渉後の会見では、優勝を逃した最終戦後に浴びた誹謗中傷による苦悩を告白。三笠杉彦取締役GMは「行き過ぎたものには法的手段も辞さない」と対策に乗り出していることを明かした。

 泉は勝つか引き分けでリーグ優勝が決まる10月2日のロッテ戦で、2点リードの6回に2番手で登板。だが、走者を背負って山口に逆転3ランを被弾し、人目をはばからずに涙を流した。チームはそのまま3-5で敗戦。試合後からSNS上では逆転弾を浴びて敗戦投手となった泉に対して心無い誹謗中傷が飛び交った。

 この日の会見で「あの日、自分のせいで負けてしまって、バッシングというか、嫌でも誹謗中傷が目に入ってきた。あの試合から1週間くらいは家から出るのも怖かった」と泉は心中を明かしていた。こうしたインターネット上での誹謗中傷はやまず、球団でも対策に乗り出しているという。

 泉との契約交渉を行った三笠GMはその後、報道陣に対応し「SNSでの中傷はやめてほしいというお知らせは、1つ目の活動としてやっている。さらに行き過ぎたものには法的手段も辞さないと検討している。SNSをチェックする広報、法務で対策を考えている」とコメントした。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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