谷川原健太は350万円増の1300万円でサイン 11月に入籍「一層頑張らないと」

契約更改交渉に臨んだソフトバンク・谷川原健太【写真:代表撮影】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・谷川原健太【写真:代表撮影】

新型コロナで離脱者続出の夏場に活躍「プラスになりました」

 ソフトバンクの谷川原健太捕手が6日、本拠地PayPayドームの球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の950万円から350万円アップの年俸1300万円で来季の契約を結んだ。捕手と外野手をこなすユーティリティ選手として今季は77試合に出場し「良くも悪くもいいシーズンでした」と振り返った。

 7年目の今季は4月22日に1軍昇格を果たすと、そのままシーズン終了まで1軍でプレー。捕手や外野手、代走としての途中出場が多かったものの、チームに新型コロナウイルス感染での離脱者が続出した夏場には、その穴を埋め、8月23日の楽天戦では4打数4安打4打点の大活躍もあった。

「2軍でも4安打はなかったので、そこで一気に自信がついた。主力がコロナで離脱した時に出て、活躍できたっていうのはプラスになりましたし、そこで課題もあった」という谷川原。秋季キャンプ中には結婚も発表し「僕だけの人生じゃないっていうのはわかっているんで、より一層頑張らないとと思っています」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)