球界初の4軍制で選手は最大122人に 確実に増える“戦力外選手”を鷹はどうする?

ソフトバンク・小川史4軍監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・小川史4軍監督【写真:藤浦一都】

球団では3軍制導入時からソフトバンクグループ全体でセカンドキャリアサポートを行っている

 ソフトバンクは30日、プロ野球史上初となる4軍制導入を正式に発表し、ファーム本拠地「HAWKS ベースボールパーク筑後」で会見を行った。太田宏昭・代表取締役専務COO、西田正治・筑後市長、小川史4軍監督と共に会見に出席した三笠杉彦取締役GMは「育成出身の支配下登録選手は12球団で最も多い12人。これをさらに発展させるということで今回4軍制を導入する」と語った。

 今秋のドラフト会議で4軍制導入を見越して支配下6選手、育成14選手を指名したソフトバンク。今季は105人だった所属選手は、来季は最大で122人になる。支配下登録枠の70人は変わらず、支配下昇格を目指す選手たちにとって、よりその競争は激しくなる。当然、支配下の夢叶わずにチームを去ることになる選手も今まで以上に多くなることが想定される。

 より多くの選手を球団として抱える以上、必要になってくるのが、そうしたチームを去ることになる若い選手たちのセカンドキャリアの支援。ソフトバンクは2010年の3軍制導入から親会社であるソフトバンクグループの協力も得て、セカンドキャリアのサポートを充実させている。戦力外となった場合でも、選手が望めば、ソフトバンクグループ内の企業で働くことができるような仕組みが作られている。

 この日、セカンドキャリア支援について問われた三笠GMは「3軍制を始めた頃からソフトバンクグループ全体で協力いただいて、サポートを行っておりますが、それだけにとどまらず、プロ野球選手の経験をした人材を採用したい、とご興味をいただいている企業も今までの経験でたくさんございますので、そういった企業の方と連携しながら、充実したセカンドキャリアサポートというのを強化していきたいと思っている」と語る。

 これまでのソフトバンクグループ全体でのセカンドキャリアサポートにとどまらず、スポンサー企業であったり、元プロ野球選手の採用に興味を持つ企業とも協力して、セカンドキャリアのサポートをより強化していく考えを示していた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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