鷹・野村勇が契約交渉で珍要求「ユニホーム増やして」 俊足だからこその悩みは?

契約更改交渉を行ったソフトバンク・野村勇【写真:福谷佑介】
契約更改交渉を行ったソフトバンク・野村勇【写真:福谷佑介】

「盗塁とかすると、ユニホームがすぐ破れてしまって継ぎはぎだらけになってくる」

 ソフトバンクの野村勇内野手が24日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の年俸1200万円から倍増超えとなる年俸2500万円(金額は推定)で来季の契約にサインした。契約交渉の席では球団側に「ユニホームを増やして」という珍要求を出したことを明らかにした。

 ルーキーイヤーで10本塁打10盗塁と存在をアピールした野村勇。足を武器にする選手として切実な悩みを抱え、それを要求として球団に訴えた。「盗塁とかすると、ユニホームがすぐ破れてしまって継ぎはぎだらけになってくるんです。これは増やしてもらった方がいいな、と」と明かし、球団にユニホームのスペアの増加を要望した。

 足のスペシャリストとしても何度もチームを救ってきた野村勇。同じく足を武器にする周東佑京内野手とも共感したこの悩み。「佑京さんは自分で買ってるって言ってて。走る人特有だと思います。その度に縫っていたら、ボロボロで練習用みたいで試合に出ているんで。格好良くはないんで」と語った。

 また、室内にある打撃練習場のスペース増も要望。「ケージが取り合いになっちゃうんで、そこを増やして欲しいというのは言いました」とも語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)