FA加入の嶺井博希が入団会見 「本当に人見知り」…新天地で心強い“しまんちゅライン”

入団会見に臨んだ嶺井博希【写真:藤浦一都】
入団会見に臨んだ嶺井博希【写真:藤浦一都】

背番号は12「責任ある番号、結果で返していきたい」

 DeNAから海外FA権を行使し、ソフトバンクに移籍する嶺井博希捕手が23日、福岡市内のホテルで会見を行った。「人見知りなので積極的に話しかけてもらえれば」とし、高校・大学でバッテリーを組んだ東浜巨ら同郷の沖縄出身選手が多いことに「心強いです」と語った。

 31歳で下した大きな決断。新天地をソフトバンクに選んだ嶺井は「(投手陣に)初めての人がいっぱいいるので、自分をわかってもらえたらなと思います」と控えめな受け答え。コミュニケーションの取り方については「本当に人見知りなので……苦手なので積極的に話しかけてもらえれば」と語った。

 ただ、チームには心強い存在が。沖縄尚学、亜大でバッテリーを組んだ1歳上の東浜巨をはじめ、又吉克樹や嘉弥真新也ら投手陣にも沖縄出身者が多く「心強いですし、少しは気が楽です」。まずは“しまんちゅ繋がり”を頼りにチームに溶け込んでいくつもりだ。

 チームには今季125試合に先発マスクを被った甲斐拓也が君臨。「肩は勝てないので……」としつつ「ピッチャーと一緒に勝てるようにやっていく」と力を込めた。

 背番号「12」については球団側から提示を受けたとし「いい番号をいただいたので、すぐに『ありがとうございます』と言いました。日本シリーズで対戦したときも高谷さんがつけていらした。責任ある番号をいただいたので結果でしっかり返していきたい」と意気込みを語った。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)