笠谷俊介がプエルトリコWLでまた好投 6回無失点で防御率は0.55にまで上昇

ソフトバンク・笠谷俊介【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・笠谷俊介【写真:藤浦一都】

5四死球を与えてピンチを招くも、本塁は踏ませず

 プエルトリコのウインターリーグに派遣されているソフトバンクの笠谷俊介投手がまたしても好投した。20日(日本時間21日)に行われたRA12戦で3度目の先発マウンドに上がり、6回3安打無失点と好投。前回登板に続き2試合連続で自責点なしとなり、防御率は0.55にまで上昇した。

 プエルトリコのヒガンテス・カロリーナでプレーしている笠谷はこれが3度目の先発。初回先頭に四球を与えたものの、盗塁失敗もあって3人で抑える立ち上がり。2回には2つの四球と死球で1死満塁のピンチを招いたが、続く打者を投ゴロ併殺打に仕留めて窮地を脱した。

 4回にも四球と二塁打で1死二、三塁のピンチを招いたが、ここも後続を打ち取って得点を許さず。毎回のように走者を背負う投球となったものの、本塁は踏ませず、6回まで3安打5四死球無失点と粘投した。チームは延長10回の末に1-0で勝ち、笠谷には勝敗はつかなかった。リチャード内野手は4打数無安打3三振だった。

(鷹フル編集部)