鷹・斉藤和巳1軍投手コーチらが入団会見 大役任され「すでに胃が痛い」

就任会見に臨んだ清水将海4軍バッテリーコーチ、斉藤和巳1軍投手コーチ、寺原隼人3軍投手コーチ(左から)【写真:球団提供】
就任会見に臨んだ清水将海4軍バッテリーコーチ、斉藤和巳1軍投手コーチ、寺原隼人3軍投手コーチ(左から)【写真:球団提供】

阪神・岡田監督を真似て「優勝できなかったわけですから、アレを目指して頑張ります」

 ソフトバンクの1軍投手コーチへの就任が決まった斉藤和巳氏が1日、本拠地PayPayドーム内で入団会見を行った。新たにチームに加わる寺原隼人3軍投手コーチ、ロッテから復帰となる清水将海4軍バッテリーコーチと共に会見に臨むと「優勝できなかったわけですから、アレを目指して頑張ります」と語った。

 現役を引退してから、10年ぶりのホークス復帰。1軍投手コーチ就任に「すでに胃が痛い状況です。プレッシャーはあります」とまず語った。コーチ就任のオファーに「きたか、って感じはしましたけど。びっくりしたところもありましたけど、嬉しさが勝った。ホークスで育ってきましたし、感謝の思いは忘れずに過ごしていました。しかも1軍の投手コーチという大役を引き受けさせてもらうということで少しでもホークスに恩返しできたら、と思います」と復帰への喜びを語った。

 今季は12球団最多の四球数を与えたホークス投手陣。藤本博史監督からも四球減を来季のテーマに課されている。「藤本監督もそういう言葉を発言しているのは見ていた。ファンの方からはSNSがあってメッセージがよく届くんですが、そこに四球のことはよく書かれていた。四球とは向き合っていかないといけない。ただゼロになることはない。向き合い方は改善に行く方向はあると思うので、話しながらやっていく。意味のある四球ならいいと思います」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)