6四球3失点の杉山に苦言「言い訳にならない」 小久保2軍監督の一問一答全文

ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:福谷佑介】

打撃内容が良かった牧原巧は2打席から4打席にチャンス増

 ソフトバンクの2軍は25日、宮崎県内で開催中の秋季教育リーグ「第19回みやざきフェニックス・リーグ」でヤクルトと戦い、7-3で勝利した。牧原巧汰捕手が先制の適時二塁打を含む3打数2安打2打点。柳町達外野手も3安打2打点と結果を残した。先発の杉山一樹投手は2安打に封じながら、6四球を与えて3失点。小久保裕紀2軍監督からも苦言が呈された。

 試合後の小久保2軍監督の一問一答全文は以下の通り。

――先発の杉山投手は制球に苦しんだ。
「まあ、いつも通りだね。クイックにして、そっちの方がバラつきがないってことで4試合かなんか投げているけどね。なかなかカーブを磨きたいという割には、カーブのサインに首振っていたね」

――カーブがいつもより多かった。
「もっと本人の中ではカーブが一番カウントを取れたり、自分を助けるボールになるって感じてるみたいなんで、『カーブを』と僕らには言ってたんですけどね。今日カーブ(のサインを)出したら結構首振ったっていう話を聞いたので。今しか出来ないことにトライして欲しいんですけどね」

――なかなか課題が解消しない。
「なんか階段がなかなか上がれてないなって。あの姿だと、なかなか1軍でローテに入ってこようかっていうところには、ちょっと来ないですもんね。真っ直ぐがなんであんな速いのに、角度もあるみたいなので、それはちょっとどうしようもないかもしれないけど、それはピッチングフォーム的に見やすいのかどうか。真っ直ぐの質なんていうのは、ある意味持って生まれたものもあるかもしれないので、そうだったら自分を助ける縦の変化、カーブを。フォークの落ちにバラつきがあるんでね。フォークが空振り取れているようなフォークだったら、多分通用するので。なかなか“ピッチング”みたいになってないですよね。ストライクを取るので精一杯というイメージだけは払拭してほしいです。次の段階へ行くにはね」

――球場のスピードガンでは150キロ。
「ストライクが入らないから、ちょっと“抜き真(抜いた真っ直ぐ)”を投げながら、ちょっと小手先に走ったときに余計に抜けてしまったりとかいうのが結構あったみたいで。普段、投げないマウンドで傾斜がほぼなかった。でも、それって地方球場もあるわけなんで、合わすのがプロだと思うんでね、言い訳には僕はならないと思います。相手ピッチャーも投げているわけだし、他のホークスのピッチャーも普通に投げてるんで、それは言い訳なんかなと思いますね」

――打線はヒットも出て、柳町選手は3安打でした。
「あのクラスは打ちますよ。1軍で2割7、8分打てるバッターは、あのくらいの(投手)だったら『さあいらっしゃい』ですよ。そりゃそうですよね。打って当然っていうところです」

――野村勇選手をレフトで。
「1軍から要望なんで。あとは正木のファースト。ファーストは今年ずっとやらせていたんですけど、ちょっとやらしておいてくれと。だから今日はそれをやりました」

――牧原巧くんもいいところで打ちました。
「今日、本来ならいつも2打席で代えられるヤツが4打席立ったでしょ。その前があんないい内容だから、僕の方から渡邉陸の代打じゃなくて、今日は牧原巧に4打席やってくれって。やっぱりその内容ある打席を続けることによって、チャンスが増えるんだよっていうことは伝えたつもりなんですけどね」

――小久保監督の方からチャンスを増やそうと。
「はい。高谷(コーチ)に『今日は4打席やってくれ』と。あんなにいい内容で打ってるんでって話しました」

――バッティングの能力、センスがある。
「それと、そうすることによって試合への入りとかも変わってくるじゃないですか。出て当たり前、打席もらえて当たり前じゃなくて、やっぱり内容がよければ、まだチャンスがあるっていうことを感じてやる立場の選手たちだと思うんで。4打席どうぞ今日与えますよ、じゃないんでね。続けて欲しいです。実際に確実に良くなっているんで」

――今日の海野監督はいかがでしたか。
「オーソドックスな監督さんでしたね。あとは(野村)勇だから走ってくれるだろうな、なのに仲田がファーストストライクを打ってしまうとかね。あれはチームルールではファーストストライクは見逃せ、となっているのに、というようなところとかは『なんで打つんだ』という気持ちになっていましたよね」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)