鷹、秋吉や高田ら5選手への戦力外通告を発表 真砂、中谷らは現役続行を希望

ソフトバンクから戦力外通告を受けた秋吉亮、高田知季、真砂勇介、中谷将大(左上から時計回り)【写真:福谷佑介、藤浦一都】
ソフトバンクから戦力外通告を受けた秋吉亮、高田知季、真砂勇介、中谷将大(左上から時計回り)【写真:福谷佑介、藤浦一都】

育成3年目の荒木にも来季の契約を結ばないと通告

 ソフトバンクは17日、秋吉亮投手、高田知季内野手、中谷将大外野手、真砂勇介外野手、育成の荒木翔太内野手に来季の契約を結ばない旨を通告した、と発表した。秋吉と中谷、真砂は現役続行を希望し、高田は進退を未定とした。

 昨オフに日本ハムから“ノンテンダー”となった秋吉は日本海オセアンリーグの福井から今年7月にソフトバンクに加入。だが、1軍ではわずか2試合の登板に終わり、入団してわずか3か月で戦力外通告を受けることになった。

 2012年のドラフト3位で亜大からソフトバンクに入団した高田は今季が10年目。シュアなバッティングと堅実な守備力が売りで、1年目から1軍の戦力になり、2019年にはキャリア最多の91試合に出場。2020年には左足首の手術を受け、その後も怪我と付き合いながら、プレーを続けていた。

 中谷は福岡工大城東高から2010年のドラフト3位で阪神に入団。2年目の2012年に1軍デビューを果たすと、2017年には133試合で20本塁打を放ち、長打力が開花した。だが、翌2018年は77試合で5本塁打に終わると、2021年途中にトレードでソフトバンクへと加入した。

 真砂は2012年のドラフト4位で京都の府立西城陽高からソフトバンクに入団。走攻守3拍子揃った外野手として期待され、2016年の「第1回 WBSC U-23ワールドーカップ」ではMVPに輝いた。高い身体能力から、右の柳田悠岐を意味する「ミギータ」の愛称で呼ばれたものの、1軍ではなかなか結果を残せなかった。

 荒木は2020年の育成ドラフト6巡目で千原台高から入団し、3年目の今季は3軍で79試合に出場し、打率.201、2本塁打だった。

(鷹フル編集部)