直前の空振りから生まれた一発 25日ぶりスタメンだった野村勇が掴んだ“自信”

  • 記者:福谷佑介
    2022.10.15
  • 1軍
ソフトバンク・野村勇【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・野村勇【写真:藤浦一都】

本塁打を放った打席で喫した空振り「自分の中では感覚が良かった」

 ソフトバンクは14日、敵地・京セラドームで行われたオリックスとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第3戦に3-0で勝ち、日本シリーズ進出に望みをつないだ。初回に2点を先制すると、7回にはルーキーの野村勇がソロ。投げては、エースの千賀が7回途中無失点と好投し、リリーフ陣も無失点でつなぐ完封リレーで逃げ切った。

 2点をリードして迎えた7回。勝利を大きく手繰り寄せる一発を放ったのは、スタメンに抜擢されたルーキー野村勇だった。1死走者なしで打席に立つと、フルカウントからの6球目、外角高めに浮いたカットボールを弾き返した。「手応えはバッチリでした」。快音を響かせた打球は右翼スタンドへのソロ本塁打となり、リードが3点に広がった。

 左腕の田嶋対策としてスタメンに抜擢された。CSではもちろん初スタメン。レギュラーシーズンでも9月19日のオリックス戦(京セラD)以来、25日ぶりの先発出場だった。この間、打席に立って、投手の生きたボールを見たのは、たった3打席。「そこが一番難しいところだった」。久々に見る投手のボールにどうアジャストするか。そこが鍵だった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)